【データ】「2018年ゴールデンウィーク調査」マクロミル調べ


 マクロミルは3月27日、「2018年ゴールデンウィーク調査」の結果を発表した。

株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行っています。今回の調査テーマは「ゴールデンウィーク」。​“消費の山”の1つであるゴールデンウィークを、生活者・消費者はどのように過ごし、どのくらいお金を使う予定なのでしょうか。全国20~50代の働く男女1,000名に調査しました。
■Topics

  • 2018年のゴールデンウィーク、最大「4連休」が最多の44%、「9連休」は11%。
    理想と現実には3日間のギャップあり。現実は平均「4.3連休」に対し、理想は平均「7.7連休」
  • 働く男女のゴールデンウィーク、平均予算は32,972円。
    過ごし方1位は「睡眠」41%、外出予定は「買い物」4割、「日帰り旅行」「泊りの国内旅行」が2割
  • ゴールデンウィークに向け、4割が事前消費「あり」。
    項目は、「乗車券や、ツアー・施設等のチケット」や「ファッション・身だしなみ」など

■調査結果

【1】2018年のゴールデンウィーク、最大「4連休」が最多の44%、「9連休」は11%。
理想と現実には3日間のギャップあり。現実は平均「4.3連休」に対し、理想は平均「7.7連休」

働く人々は今年のゴールデンウィークに、お休みがどの程度とれるのでしょうか。休日が暦通りの場合、今年は5月1日(火)と5月2日(水)に休みを取得すれば最大9連休です。そこで、全国20~50代の働く男女1,000人に、今年のゴールデンウィークは最大で何連休できそうか尋ねました。

結果、「4連休」が最多の44%で、「9連休」は2番目に多い11%。最大の連休日数の平均を算出すると4.3連休でした。また、実際に休みが取れるかは別として、“理想”の連休日数を尋ねると平均は「7.7連休」で、“理想”と“現実”には、3.4日の差があることが分かりました。

なお、世代によってどの程度差があるのかを確認したところ、“理想”の連休日数については20代が「7.8連休」、30代が「7.9連休」、40代が「8.2連休」、50代が「7.5連休」でした。大きな差はありませんが、

40代をピークに世代が上がるに連れ日数が長くなり、50代の“理想”の連休日数は20代よりも短いことが分かります。“現実”の連休日数では、20代が「3.8連休」、30代が「4.0連

休」、40代が「4.5連休」、50代が「4.6連休」と、世代が上がるに連れ日数が長くなっています。“理想”と“現実”の差に着目すると、20代と30代が「4.0連休」で同じ、40代は「3.8連休」、50代は「3.0連休」。ゴールデンウィークの連休日数の“理想”と“現実”は、世代が上がるに連れてギャップが小さいことが分かりました。

 

 

【2】働く男女のゴールデンウィーク、平均予算は32,972円。
過ごし方1位は「睡眠」41%、外出予定は「買い物」4割、「日帰り旅行」「泊りの国内旅行」が2割

一年の中でいくつかある“消費の山”の1つであるゴールデンウィーク。年末年始やお盆・夏休みといった時期のように、普段よりもお金を多く使う人も多い事が予想されます。それでは、働く男女はどのくらいお金を使う予定なのでしょうか。家賃、公共料金、通信費などの固定費は除き、いくら使う予定か尋ねたところ、平均予算は32,972円でした。

それでは、働く男女はゴールデンウィークに何をして過ごす予定なのか、ゴールデンウィーク中の休日(勤務時間帯は除く)の過ごし方を尋ねました。最多は、「睡眠をたっぷりとる」41%、2位は「買い物に行く」40%、3位は「テレビやDVDを観る」25%でした。このように上位3位には、大型連休ではなくてもできそうなことが並びましたが、有職者の中には普段の生活の中でなかなか実行できていないという人も多いのかもしれません。次に4位・5位は、旅行関連の回答が並び、4位「日帰り旅行に行く」22%、5位「国内旅行(泊り)に行く ※帰省は除く」19%でした。長めの休暇を取られる方もいるゴールデンウィークですが、「海外旅行」を考えている人は全体の2%にとどまりました。

他にも、「本や漫画を読む」「ゲームをする」「SNSやYouTubeなどのネットサービスを普段よりじっくり楽しむ」といった回答も、それぞれ1~2割おり、インドアな過ごし方を予定している人もそれなりにいるようです。

【3】ゴールデンウィークに向け、4割が事前消費「あり」。
        項目は、「乗車券や、ツアー・施設等のチケット」や「ファッション・身だしなみ」など

ゴールデンウィークに向けて、“今のうちに買っておこう、予約しておこう”といった、事前消費について確認しました。回答結果を見ると、働く男女のうち40%が、ゴールデンウィークに向けて事前にお金を使う予定があると回答。

事前にお金を使う予定がある人に、具体的に何にお金を掛けるのか尋ねると、上位の5位は、多い順に、「洋服」35%、「交通機関の乗車券や予約」が34%、「美容院、床屋」23%、「レジャー施設のチケット」19%、「ファッション雑貨」18%でした。

注目すべきは、“乗車券や、ツアー・施設等のチケット”に関連した事前消費を予定している人が多い事。「交通機関の乗車券や予約」「レジャー施設のチケット」「旅行のツアー」「イベントのチケット」のいずれかを事前に買っておく人が全体の23%存在しており、ゴールデンウィークに入る前に予定を決めて、予約しておこう、買っておこうと考えていることがわかりました。また、“ファッション・身だしなみ”に関連した事前消費も、“施設やイベントのチケット、乗車券”と同じくらいの割合で予定している人がいるようです。「洋服」「美容院・床屋」「ファッション雑貨」のいずれかを回答した人は20%で、ゴールデンウィークに入る前に、身だしなみを整えておこうと考えていることがわかりました。このように、“乗車券や、ツアー・施設等のチケット” と、“ファッション・身だしなみ”といった大きく2点において、ゴールデンウィークに向けた事前消費がありそうです。

■その他の調査結果
・ゴールデンウィークの休み予定
・ゴールデンウィークの予算、昨年との比較
・各設問で「その他」を選択したサンプルの自由記述回答
・回答者の業種、同居家族構成 ・・・など

▼調査の詳細や、その他の調査結果は、以下のURLからダウンロードいただけます。
市場調査メディアHoNote(ホノテ)
https://honote.macromill.com/report/20180327/?cid=SL-PR

▼「2018年ゴールデンウィーク調査」調査概要
調査主体  マクロミル
調査方法  インターネットリサーチ
調査対象  全国20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員(マクロミルモニタ会員)
割付方法  総務省統計局『2017年労働力調査』による年齢5歳階級別就業者数および就業率を元に、性別×年代で割付/合計1,000サンプル
調査期間  2018年3月9日(金)~2018年3月10日(土)


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