【データ】「大雪カムイミンタラ」訪日旅行者の動向分析 

  • 2019年6月13日

 Vpon JAPANは11日、「大雪カムイミンタラ」訪日旅行者の動向分析の結果を発表した。

Vpon JAPAN株式会社(代表取締役社長:篠原 好孝、以下 Vpon)は、Vponの保有するアジア旅行者データを活用し、北海道の大雪(たいせつ)カムイミンタラDMOの所管する地域に来訪した訪日旅行者の動向分析(来訪時期、同時期に訪れた他地域の相関)および同地域に来訪する台湾人、香港人、中国人の人物像を明らかにしました。

図1:同時に訪問した道内地域の相関

大雪カムイミンタラ観光圏(北海道旭川市、上川町、東川町、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町)では旭山動物園、層雲峡温泉などが含まれ、観光資源に恵まれた地域になります。交通としても旭川を中心に旭川空港、JR旭川駅などがあり利便性の高い地域でもあります。

しかし一方で、寒冷のイメージや同地域のウインターリゾートの認知不足により夏季シーズンに比べ冬季シーズンに観光客が大幅に減少していることが課題となっています。

そこでVponの保有するアジア旅行者データから同地域の訪日旅行者がどのような人物像であるかを明らかにすることで、的確に冬季シーズンの誘客につなげていくことが可能となります。

一つ目のポイントは他地域との相関やフットプリントからみる動向分析、二つ目に興味関心や属性などから見える各国ごとの(台湾、香港、中国)のペルソナが明確になりました。

1:動向分析

大雪カムイミンタラ観光圏を訪問した旅行客は、東京、大阪、京都、千葉(成田空港)などの都市や空港との相関が高い結果となりました。道内での相関として、札幌市、千歳市(新千歳空港)、富良野市などが上位にあがっており、大雪カムイミンタラ観光圏に訪れる訪日旅行客は、同地域だけを目的とせずに、他の都市と並行して訪問している様子が伺えます。

2-1:ペルソナ(台湾人)

台湾都市部に住む教育熱心な母親。スマートフォンを活用して家族旅行のプランを立てている。

通常は台湾北部の台北の訪日客に偏る傾向がありますが、同地域に訪問している旅行客は台中、高雄、桃園、新竹など別都市から訪問している傾向があり、興味関心では現地ユーザーの平均値に比べて20倍以上教育カテゴリーが突出しているという結果になりました。

2-2:ペルソナ(香港人)

金融関連に興味のある都心に住む男性ビジネスマン。週末は家族で旅行に行くことが多い。

通常、九龍地域からの訪日客に偏りますが、同地域へ訪問する訪日客は香港島、新界など満遍なく広い地域から訪問しています。興味関心では香港人は一般的に金融カテゴリに興味を持つ人が多い傾向ですが、今回の結果では通常の20%以上高くなっていました。

2-3:ペルソナ(中国人)

ショッピングにモチベーションの高い30代のファミリー。通常のお土産に比べて、インテリアや生活用品も購入傾向。

生活雑貨、インテリアのほか、金融にも興味を持つ層が多かったのが特徴です。

今後の展開については、これまでの分析知見や今回得られた国別の人物像を総合的に捉えることで、受入環境の整備をはじめ、効果的なプロモーションを展開していくことが可能となります。さらには過去に日本のスノーリゾート訪問ユーザーに絞って広告配信を行うなど、冬季シーズンの集客を一層強化していくことが考えられます。

Vponでは今後も地域DMO・地域連携DMOと協力し、Vponの保有する旅行者データを活用することで、訪日旅行者の誘客をより一層効果的に実現していきます。

図1:同時に訪問した道内地域の相関

図2:相関が見られた国内地域

図3:フットプリント例

 


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