飛騨牛会席料理が自慢
――場所は。
「高山城があった城山公園の入り口にあります。市で一番大きな公園で、市民の憩いの場ともなっています。旅館は高台にあるのでとても見晴らしがいいです。市内が一望でき、夜景も奇麗ですよ。観光スポットである古い町並みや高山陣屋まで歩いて5分ほどで、観光にも最適です」
――高山といえば飛騨牛ですが、料理を楽しみに来るお客さまも多いとか。
「飛騨牛を存分に味わえる品々を豪勢に組み合わせた会席料理が自慢です。独自のルートで仕入れており、ステーキや炙(あぶ)り握り、すき焼き、しゃぶしゃぶなどさまざまなメニューにアレンジしています。朝食は朴葉味噌(みそ)などをお出しします」
――部屋食ですか。
「部屋食もありますが、基本は食事処で召し上がっていただきます」
――お風呂は。
「タンクローリーで運び、加熱していますが、肌触りの柔らかな泉質で、肌がすべすべになると評判です。大浴場は立地を生かし、町が一望できるよう造っています」
――高山は外国人にも人気の観光地ですが、コロナ禍の時は大変だったでしょうね。
「日本人のお客さまもいなくなり、休業を余儀なくされました。コロナ禍が収束し、客足も戻りましたが、今度は人手不足で、20室あるうちの15室しか稼働していません」
――外国人は。
「欧州のお客さまが多いですね。リピーターの方もいますよ。英語ができるスタッフもいるので、会話も不自由していません」
――心がけていることは。
「トラブルもなく、笑顔で帰っていただくことです」
【1泊2食1万6500円から。夕食のみや素泊まりにも対応】