日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)、日本バス協会で構成する貸切バス旅行連絡会は、6月19日に作成した「貸切バスにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン」を7月21日付で改訂した。第2版では「バスの換気性能に鑑みれば、バスはコロナ感染症に対して、十分に安全な乗り物であることを、利用者や一般国民にPRすることとする。」の文を追加した。
乗車時・降車時の旅行会社の対応の部分では、「出発前に利用者の体調管理(体温、体調チェック)を行い、発熱や感染の疑いのある症状を呈している利用者には、旅行参加を遠慮していただく。」について「利用者」を「利用者等(※)」として、「※感染者の濃厚接触者や、過去14日以内に政府から入国制限されている、または入国後の観察期間を必要とされている国・地域等への渡航並びに当該国・地域等の在住者との濃厚接触者を含む。」の注釈を加えた。
また、利用者への協力依頼の部分では、「旅行会社は感染者発生時に備え、旅行参加者もしくは契約者の連絡先情報を2週間保存する。」について「2週間」を「最低1ヶ月間」に伸ばした。