「恋人の聖地 地域活性化大賞」、地方創生大臣賞は館山市 


記念撮影に応じる受賞者ら。片山地方創生担当相(前列中央)も駆け付けた

市川海老蔵さん、村上佳菜子さんも受賞

 NPO法人地域活性化支援センター・恋人の聖地観光協会が主催する第1回「恋人の聖地 地域活性化大賞」の授賞式が11日、東京・北青山の青山セントグレース大聖堂で開かれ、地方創生担当大臣賞には「鏡ヶ浦から富士の見えるまち館山」(千葉県館山市)が選ばれた。

 同賞は、全国の自治体や団体の「恋愛」をテーマにした地域活性化への優れた取り組みなどを表彰する。(1)地方への新しい人の流れを作り出すことが可能な取り組みか(2)地域の新たなブランド作り、魅力作りに貢献しているか―などを基準に選んだ。

 地方創生担当大臣賞を受賞した館山市は「恋人の聖地活用支援事業補助金」を創設、市内事業者を対象に「鏡ヶ浦から富士の見えるまち」のイメージに沿った新商品や体験メニューの開発経費の一部補助、インスタグラムフォトコンテストの開催などに取り組み、成果を上げたことが評価された。当日は金丸謙一館山市長が出席、片山さつき地方創生担当相から表彰状を授与された。

 このほか、観光庁長官賞は「りんくうマーブルビーチ」(大阪府泉南市)、JTB賞は「南紀白浜三段壁」(和歌山県白浜町)が受賞した。

 また、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(41)が「地方創生アワード」、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さん(24)が「恋人の聖地アワード」を受けた。

 海老蔵さんは「地方創生の視点から元気で活力ある日本を目指して活動している」、村上さんは「全国の若い人々が自ら未来を切り開く自信と力を感じる機会を提供している」ことなどが受賞理由。海老蔵さんは着物姿、村上さんは「初めて」というウエディングドレスで登場し、受賞の喜びを語った。

 会場ではこのほか、第13回「恋人の聖地 全国プロポーズの言葉コンテスト2019」や銘板授与式が行われた。コンテストについては、元号が変わるタイミングにプロポーズしたカップルが多かったとみられ、過去最多の9108点の応募があった。

 銘板は参加した11カ所に授与。このうち恋人の聖地の銘板は、明神山自然の森公園(奈良)、クラゲドリーム館加茂水族館(山形)、大野アルプスランド(兵庫)、富士山御殿場湯口縁結びの杜新橋浅間神社(静岡)の4カ所に贈られた。

記念撮影に応じる受賞者ら。片山地方創生担当相(前列中央)も駆け付けた

 

 
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