北陸3県(石川、福井、富山)、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社で組織する北陸三県誘客促進連携協議会と、各温泉観光協会で組織する北陸観光協会は10日、2019年度の北陸誘客促進会議を石川県山中温泉の「山中座」で開き、通算15回目となる「Japanese Beauty Hokuriku(ジャパニーズ・ビューティー・ホクリク)」キャンペーンを12月から来年3月まで開催することを決めた。
同会議は三大都市圏から北陸への誘客を目的に、地元とJR本州3社が集まり、観光素材や2次アクセスなどの提案を行うとともに、送客に向けた取り組みについて意見を交換するもの。
キャンペーンは3大都市圏から冬の北陸への観光誘客を目的に開催。15年度に開催した北陸デスティネーションキャンペーン(DC)のコンセプトを継続し、「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の五つの美を訴求するとともに、特に「美食」を中心に北陸への旅を提案する。全体で110件の観光素材のうち、66件が新規素材となっている。
また、来年3月14日に北陸新幹線金沢開業から5年を迎えるに当たり、今年10月から21年3月の1年半にわたる北陸新幹線開業5周年キャンペーンを開催する。
そのため、例年以上にジャパニーズ・ビューティー・ホクリクキャンペーンの盛り上げに力を入れる。キャンペーンでは北陸新幹線開業5周年の特別なプログラムも用意した。
記念撮影する北陸誘客促進会議のメンバー