旅館・ホテル向け送客通知端末「らく通PLUS」の開発、販売を行う鉄道情報システム(JRシステム)はこのほど、世界最大のオンライン旅行サイト「エクスペディア」との接続を7月から実施すると発表した。海外からの予約通知の管理強化を望む施設ニーズにこたえる。
らく通導入施設がエクスペディアの取り扱いを行う場合、利用ネットエージェント数や受信通知数にかかわらず利用料金の変更は一切ない。「ランニングコストを抑えて業務の効率的な運営を目指す施設に有益」と同社。国内のリアルやネットエージェントの取り扱いに加え、エクスペディアの予約通知を取り込み、簡単な操作で国内、海外とも在庫を一元的に管理できることから、一層効率的な予約業務が可能だ。
同社では、今後も海外からの予約取り扱いサイトの接続拡大を進めていく計画。秋の旅行シーズンに向けて「アゴダ」との接続準備を進めていることも明らかにした。
低廉で簡単に利用できる便利さから全国の旅館・ホテルでの導入実績があるが、「特に数百室の大規模シティホテルから厳しい業務に十分こたえられる優れた製品と評価されている」と同社。
詳しくは、JRシステム(TEL042・573・6420)まで。