近畿日本ツーリスト関東(KNT関東)と茨城県水戸市は3日、「災害時における宿泊施設等の確保に関する協定」を締結した。大規模災害時に水戸市および自治体への応援職員に関わる宿泊施設や、交通手段を迅速、円滑に確保する。
協定は、(1)水戸市にて災害救助および災害復旧業務などに従事する、応援自治体の職員の宿泊施設の確保に係る支援(2)災害救助および災害復旧業務などに従事するため、被災自治体へ派遣される水戸市の職員の宿泊施設および移動手段の確保に係る支援(3)宿泊可能人員、食事、入浴提供の可否、駐車場の有無などの災害時に重要となる情報提供―などを行うというもの。水戸市の応援、受援に係る災害対応力の強化を図る。
同日には締結式が行われ、水戸市の高橋靖市長、KNT関東の石原栄二社長が協定書への調印を行い、今後の両者の連携を確認した。