JTB首都圏は7日、パナソニックサイクルテック社(大阪府柏原市)と共同で、電動アシスト自転車のリース事業を各地の観光協会や旅館・ホテル、レンタサイクル会社などに開始した。観光客へのレンタサイクルとしての貸し出しを提案するもので、徒歩に比べて行動範囲が格段に広がる、電動アシストなので多少の坂道も苦にならないなど、利用客にとっての利点をアピールする。
電動アシスト自転車は「旅チャリ」の名称で売り込む。徒歩では半径4キロの観光行動が半径10キロに広がる。リースを導入する観光協会などは、自動車での移動に比べ環境破壊の心配がなく、地域活性化を図れる。
企業向けにもリースを行い、社員の足として通勤や近隣の営業、配達の活用してもらう。