熊本支部によるプレゼンの様子
ＪＴＢ協定旅館ホテル連盟は5、6日、全国の支部がＪＴＢの販売担当者に販促活動を行う「拡大キャラバン」を東京都新宿区の京王プラザホテルで開いた。各支部が行うキャラバン活動は「ＪＴＢ側の受け入れ準備ができていない」「情報が十分に伝わらない」といった問題があったことから、その解決を図るため初めて企画。24支部から230人、ＪＴＢ側は首都圏の法人・店頭営業社員320人が参加した。
販売担当者への宿泊増売につながる情報の発信と、双方のコミュニケーションの活発化が目的。24支部を「岩手・山形」「群馬・栃木・新潟」「長野」「静岡」「愛知・岐阜」「富山・石川」「香川・徳島」「愛媛・高知」「兵庫・和歌山」「福岡・佐賀・長崎」「大分・熊本」「宮崎・鹿児島」に分けて12ブースを設置。プレゼンテーション20分、質疑・相互交流20分を1セットとして、初日は法人営業社員200人に対し5セット、2日目は店頭営業社員120人に対し4セットを実施した。
質疑応答では、双方が求める顧客像、旅行者の訪問理由、宿泊販売の維持・向上策などについて意見を交わした。
参加者からは「ＪＴＢ社員の意識が高く非常に良かった」（旅ホ連会員）、「じっくり話が聞けた」（ＪＴＢ社員）など好評の声が多かった。一方、「全く質問がなく、プレゼン者の一方的な報告会になった」（旅ホ連会員）といった指摘もあり、旅ホ連では今後、ＪＴＢと協議し、改善に向けて検討を行う考えだ。
熊本支部によるプレゼンの様子
