JTBパブリッシング(里見雅行社長)は4月21日、山梨県甲府市(樋口雄一市長)、甲府市観光協会(大木政会長)と「観光地域づくりに関する包括連携協定」を締結した。観光地域づくりの実現に向けたさまざまな取り組みを推める。
甲府市は2019年に「こうふ開府500年」、21年に「武田信玄公生誕500年」と相次いで節目の年を迎えることから、観光分野での効果を高めるため、魅力的な観光資源の磨き上げや、広域観光メニュー開発の推進を目指している。
こうした甲府市に対してJTBパブリッシングは、自社の強みである多様なメディアを活用した情報発信やマーケティング力を活用することで、魅力的な観光地域づくりの一翼を担う。
今回の包括連携協定締結は、観光分野で「より一層人を惹きつけにぎわいの創出」と「地方自治体と企業の連携による効果的かつ持続可能な観光施策の展開」を目的としている。連携概要は(1)地域資源の磨き上げに関すること(2)観光連携の推進に関すること(3)観光地経営に関すること(4)その他、観光地域づくりに関すること。