JTBは17日、7月22日から「第9回JTB交流文化賞」の募集を開始すると発表した。地域(観光地)の組織・団体を対象とした「交流文化賞」、一般の旅行者を対象とした「交流文化体験賞個人部門」、昨年から始まった小中学生対象の「交流文化体験賞ジュニア部門」で募集を行う。
同賞は、地域に根ざした持続的な交流の創造と各地域の魅力の創出、地域の活性化に寄与することを目的として2005年に創設された。
選考は6人の選考委員によって行われ、観光振興や地域活性化の貢献度、新しい出会いの体験度合いなどを審査基準とする。
交流文化賞(組織・団体対象)は国内外を問わず、地域として地域固有の魅力の創出・需要の創造、地域活性化、双方向の文化交流など、オリジナリティを生かした「持続可能な観光」の取り組み事例を募集する。
受賞作品は商品化などにより、その魅力を全国に発信していくことを検討し、最優秀作品には賞金100万円が贈られる。
昨年度(第8回)は石川県七尾市一本杉町町会による「『花嫁のれんのまち』のと・七尾一本杉通り『語り部処』でふれあい『茶の間の観光』」が交流文化賞最優秀賞に輝いている。
締め切りは9月24日まで。賞に関する詳細はJTB交流文化賞事務局TEL03(3525)4559まで。