JTBは、25日に開催される、日本三大祭の一つ「天神祭」の船渡御(ふなときょ)・奉納花火を「供奉船(ぐぶせん)」から観賞するツアーをこのほど発売した。供奉船は、御神霊にお供するために地車(だんじり)囃子や獅子舞など祭関係者が乗る船で、通常は一般客は乗ることができない。
船上から、すれ違う船と船の間で幾度となく手打ちを交わす「大阪締め」の様子と、真上に上がる約3千発の奉納花火を楽しめる。日本語ガイドと英語通訳が同行し、天神祭の歴史や見どころを解説する。乗船中に大阪の老舗料亭監修の弁当が提供される。
23日から3日間のプレミアム体験ツアーでは、24日の宵宮での氏地巡行(うじちじゅんこう)を大阪天満宮境内の特別観覧席で観賞。25日には本宮祭・神霊移御(いぎょ)之儀を観覧後、だんじりや獅子舞、神輿などの大行列が大阪天満宮境内を出門、迫力ある陸渡御(りくときょ)を間近で見ることができる。