JR西日本と福岡県北九州市は7日、新幹線を軸にした観光・MICE分野での連携協定を結んだ。JR西が政令都市と協定を結ぶのは初めて。
同日、北九州市役所で締結式が行われ、JR西日本福岡支社の魚本佳秀支社長と竹内和久市長が協定書にサインした。
協定は、(1)新幹線を生かした広域誘客(2)北九州ならではの魅力的なコンテンツの強化・情報発信(3)MICE施設を活用した安全安心な旅に向けた環境整備―に協力して取り組む。
(1)では、JRは新幹線を活用した「西のゴールデンルート」の推進や福岡空港利用者の北九州への誘客を図る。また、(3)では、北九州市はトラブルなどで新幹線が長時間運転を見合わせた場合、帰宅困難者にMICE施設を利用してもらうなどの支援を行う。