日本政府観光局(JNTO)は2月27日、訪日プロモーションを強化するため、ベトナム・ハノイに海外事務所を開設した。JNTOの海外事務所は世界に16カ所となった。
ベトナムからの16年の訪日旅行者数は、前年比約26%増の23万4千人で過去最高だった。ハノイ事務所の開設によって情報発信を強化し、経済成長が見込まれるベトナムの主要都市からの誘客拡大を目指す。
所長には高橋歩氏が就任。今後の事業では、市場分析や情報発信のほか、4月にハノイ市で開催される旅行見本市に日本ブースを出展する。
JNTOでは、海外拠点の強化に向けて、インド・デリー、フィリピン・マニラ、マレーシア・クアラルンプール、イタリア・ローマ、スペイン・マドリードでも新事務所の開設を準備している。