日本旅行業協会(JATA)は、国内宿泊旅行の拡大と日本の魅力再発見を目的に実施している「もう一泊、もう一度(ひとたび)」プレゼントキャンペーンで、13年度半期分の応募数が前年度よりも4割増加したと、10月24日発表した。
4月1日から始まった同キャンペーンでは、JATA会員旅行会社で宿泊旅行を購入すると1泊につきスタンプを1個押印する。スタンプ1個で応募できる「もう一度コース」、同様に2個の「季節の彩りコース」、3個の「もう一泊コース」の3コースがある。9月30日までの応募累計は前年度比40.5%増の7万5709通を数えた。
もう一度コース、季節の彩りコースについては9月30日到着分の抽選も実施。もう一度は国内宿泊旅行引換証2千円分を、季節の彩りは福岡県産イチゴ「あまおう」、和倉温泉加賀屋ズワイガニ寄せ鍋、塩数の子のうちから選んだ1点を賞品として贈る。
「昨年からフェイスブックなどで若年層を旅行に誘う活動を展開しているが、徐々に反響が高まってきた」(興津泰則・国内・訪日旅行推進部長)とJATA。若者向けの取り組みにも注力しながら国内宿泊旅行の拡大に努めていく考えだ。
9月30日到着分の抽選を行う興津部長