日本音楽著作権協会(JASRAC)は9月24日、東京のNHKホールで、創立80周年を記念したトーク&コンサート「こころの歌人たちスペシャル 歌よ未来へ」を開催した。
日本の音楽シーンを支えてきた作詞家や作曲家をクローズアップし、その作品の魅力と、彼らに影響を与えた作家たちの作品をたどりながら「歌づくりの素晴らしさ」を紹介するトーク&コンサート「こころの歌人たち」。今回はJASRAC創立80周年を記念して歴代のJASRAC賞受賞作品を中心に、未来へ語り継ぐべき名曲を、司会に由紀さおり、中川晃教を迎え、歌手の五木ひろし、吉幾三、AKB48らが楽曲を披露した。
1曲目には著作権使用料徴収のきっかけとなった戦後の名曲「リンゴの唄」(作詞=サトウハチロー、作曲=万城目正)が披露された。
公演終盤には、トークゲストとして、いではくJASRAC会長が登壇し、自身が作詞した千昌夫の名曲「北国の春」にまつわるエピソードを披露した。
そのほか、荻野目洋子、ゴールデンボンバー、坂本冬美、辰巳ゆうと、氷川きよし、Little Glee Monsterが出演したコンサートは、抽選で観覧した約3千人を大いに盛り上げた。
会場の様子