旅館専門に業務改善と集客のコンサルティングを行なっているDWC(横浜市、佐藤康弘社長)は、5月から3つの勉強会を始める。
20年目を迎える経営者向けコース「第20期旅館業経営戦略研究会」(5月10日開講、年間11回、26万2500円)に加えて、新たに客室係、接客係向けコース「サービス力飛躍的向上・気付きの勉強会」(5月21日開講、年間6回、12万6千円)と、後継者向けコース「旅館業・後継者育成塾」(5月9日開講、年間11回、22万6800円)を開く。
「サービスの第1線にいながら、客室係の人々はあまりにも世の中を知らない。今のサービスの形を知らない。経験していない。他の旅館に泊まりに行っても、それが自館のサービスに生かせるかは、実に微妙。だから比較検討もできないし、考える術もない」。船井総研出身の佐藤社長は、気付きの勉強会開始の理由についてこう語る。
「例えば建物が劣化すれば宿は追加投資を行う。従業員という無限資産にも投資は必須のはず」(佐藤社長)。
問い合わせ先は、DWC(TEL045・222・2763)。