J全国旅行業協会(ANTA、会長=二階俊博衆院議員)は、開催県を中心とした国内観光の活性化と着地型旅行企画事業の推進を目的とする2015年度「第11回国内観光活性化フォーラム」を16年3月17、18日に鹿児島市で開催する。都内で2日に開いた理事会で決めた。
九州での開催は06年3月の第4回熊本大会以来、10年ぶりとなる。会場は鹿児島市民文化ホール。初日のフォーラムでは記念講演、パネルディスカッション、表彰式を実施し、その後に懇親・交流会を行う。2日目は鹿児島市内、甑島、南さつま、大隈、霧島でのエキスカーションなどを予定している。全国の5500ANTA会員から千人の参加を目指す。
鹿児島県支部の大熊信久支部長は「全国から集まったANTA会員に鹿児島の食や自然をぜひ堪能してほしい」と話す。
14年2月の第10回和歌山大会に引き続き、次回で2回目となる着地型旅行をテーマとしたイベント「地旅博覧会」を株式会社全旅(池田孝昭社長)が同時開催する。一般客3千〜4千人の来場を見込む。