6月宿泊者数1.3%増 日本人は4ヵ月ぶり減


 観光庁が8月30日に発表した宿泊旅行統計調査の結果、2019年6月の宿泊施設の延べ宿泊者数(第2次速報値)は、前年同月比1.3%増の4196万人泊となった。このうち日本人の延べ宿泊者数は0.5%減の3342万人泊で4カ月ぶりに前年同月の実績を下回った。外国人延べ宿泊者数は9.3%増の855万人泊で6月として過去最高となり、延べ宿泊者数全体に占める割合は20.4%だった。

 延べ宿泊者数全体では、24道府県が前年同月の実績を上回った。

 延べ宿泊者数の上位5位は、(1)東京都(2.7%減の518万人泊)(2)大阪府(15.4%増の355万人泊)(3)北海道(2.5%増の317万人泊)(4)沖縄県(4.2%増の229万人泊)(5)千葉県(0.7%増の207万人泊)。伸び率が目立つのは、埼玉県の23.4%増、新潟県の18.1%増、大阪府、広島県の15.4%増など。

 外国人に限った延べ宿泊者数は、34都道府県が前年同月の実績を上回った。

 外国人延べ宿泊者数を都市と地方で比較すると、三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫の8都府県)が10.3%増の530万人泊(構成比62.0%)、地方部(三大都市圏以外)が7.8%増の325万人泊(同38.0%)だった。

 外国人延べ宿泊者数の上位5位は、(1)東京都(3.3%増の202万人泊)(2)大阪府(12.4%増の146万人泊)(3)京都府(22.6%増の68万人泊)(4)北海道(3.4%増の67万人泊)(5)沖縄県(3.4%減の60万人泊)。

 国・地域別の外国人延べ宿泊者数は、最多の中国が20.9%増の239万人泊で全体の30.8%を占めた。台湾は0.5%減の109万人泊、韓国は1.8%減の96万人泊、米国は6.8%増の61万人泊、香港は1.1%増の54万人泊だった。

 
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