
観光庁の宿泊旅行統計調査の第2次速報値の結果、2023年5月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は、22年同月比33.8%増の4926万人泊だった。コロナ前の19年同月との比較では4.2%減。地域別で19年同月比がプラスなのは8都府県だった。日本人に限ると13都道府県がプラス、外国人では6都県がプラスだった。
延べ宿泊者数全体を見ると、19年同月比でプラスだった8都府県は、栃木県4.1%増▽東京都20.1%増▽神奈川県2.5%増▽大阪府3.4%増▽兵庫県5.9%増▽愛媛県16.5%増▽高知県13.5%増▽熊本県1.6%増。他の道府県はマイナスで、このうち鳥取県31.9%減、三重県25.8%減、秋田県25.6%減をはじめ、20%以上の減少が10県に上った。
延べ宿泊者数のうち日本人延べ宿泊者数は22年同月比12.0%増の4049万人泊。ゴールデンウイークが10連休だった19年同月比は2.8%減となった。地域別で19年同月比がプラスだったのは、北海道、栃木、東京、神奈川、富山、愛知、大阪、兵庫、香川、愛媛、高知、長崎、熊本の13都道府県。
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