日本航空(JAL)は10月30日、2027年1月1日に東京(羽田・成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)の4空港発着で「初日の出フライト」を実施すると発表した。南アルプス、房総・紀伊半島の上空から初日の出を鑑賞できる。2026年10月30日14時からJAL Life StatusプログラムのStarグレード会員を対象に先行応募の受付を開始し、11月16日からはすべての人を対象に一般発売を始める。
販売価格は、応募受付時に特設Webサイトで公開する。旅行の企画・実施は株式会社ジャルパックが担当する。

「人と地域と地球をつなぐ」取り組みとして深化
近年、旅を通じて特別な体験や本質的な価値を求める需要が高まっている。日常の延長として持続可能な社会への関わりを楽しむライフスタイルも広がっている。
JALはこれまでも新年の幕開けを祝う「初日の出フライト」を届けてきた。今回は「人と地域と地球をつなぐ」取り組みとして深化させ、これからの未来に寄り添うきっかけ作りとして企画した。
当日はおせち風機内食や幻の日本酒「神川」などの日本らしい伝統的なもてなしを用意する。資源の循環や豊かな未来を感じられるプレゼントも準備した。
旧機材のシート生地を仕立て直した特製アップサイクルポーチと、2027年3月に横浜で開催される「GREEN×EXPO 2027」の入場チケットを、搭乗者全員に渡す。
機内では歴代制服を着用した客室乗務員との記念撮影や、運航乗務員による航路解説も行う。
4空港の運航概要
出発日は4空港とも2027年1月1日(金)。概要は次のとおり。
- 羽田空港発:JAL2027便、募集定員350名、A350-900(国内線機材)、5:35発〜7:50着予定
- 成田空港発:JAL2727便、募集定員170名、B787-8(国際線機材)、5:35発〜8:05着予定
- 中部空港発:NU2027便、募集定員150名、B737-800(JTA機材)、5:55発〜7:40着予定
- 関西空港発:NU2727便、募集定員150名、B737-800(JTA機材)、6:00発〜7:40着予定
飛行予定時間は1時間半〜2時間程度。
応募受付は2回に分かれる。
- 先行応募:2026年10月30日(金)14:00〜、JAL Life StatusプログラムのStarグレード会員が対象
- 一般発売:2026年11月16日(月)14:00〜、すべての客が対象
JAL Life Statusプログラムには、生涯獲得Life Statusポイント数に応じた6つのStarグレードがある。グレードにより異なる特典やサービスを用意している。
羽田空港発では、「プライベートジェットで迎える 2027初日の出フライト」も販売している。中部空港発では、スプリング・ジャパン機材(ボーイング737-800型機)による初日の出フライトを、株式会社阪急交通社が「スプリング・ジャパンチャーター便で行く! 新春初日の出フライト 日帰り」として販売している。
新年のおもてなし
おせち風機内食と祝い酒
新年の門出にふさわしく、伊達巻、海老の艶煮、蛸旨煮、鮭親子ごはんなど、縁起の良い素材を散りばめた特製おせち風機内食を提供する。
祝い酒には、国内線ファーストクラスでも親しまれている上川大雪酒造の日本酒を用意する。北海道上川町限定販売の「神川」、ファーストクラス採用実績のある「十勝」、大雪山系の天然水で造られた「あまざけ」の3種をセットで渡す。未成年にはジュースを提供する。
ガレットと限定コーヒーのデザートセット
デザートは、太陽の光線をモチーフに焼き上げたフランスの伝統菓子「ガレットブルトンヌ」。刻まれた幾筋もの光の模様には、新しい一年が明るく輝かしいものになるようにとの願いが込められている。
発酵バターが香る濃厚な味わいに、JALコーヒーディレクターの川島良彰氏が厳選した「サンセバスティアン アンティグア」ドリップコーヒーを合わせる。初日の出フライト限定の組み合わせだ。
搭乗記念品・特典
アップサイクルポーチ
退役・改修に伴い使用を終えた航空機の余剰シート生地を仕立て直したポーチ。耐久性に優れ、長年機内で客を支えてきた素材の質感をそのまま生かした。一つ一つ表情の異なるサステナブルな記念品となる。
「GREEN×EXPO 2027」入場チケット
JALが協賛し、2027年3月から神奈川県横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」の入場チケットを、搭乗者全員に1枚ずつ贈る。チケットは旅行代金に含まれない。
特製「御翔印」
空の御朱印として人気の「御翔印」を、2027年元旦フライト専用のデザインで製作し、搭乗記念として渡す。
フライト当日のイベント
搭乗口では、歴代の制服を着用した客室乗務員が客を出迎え、記念撮影ができる。特製巨大絵馬も設置し、新しい一年への願い事を書き込む参加型企画を行う。書かれた絵馬は、成田山新勝寺への奉納を予定している。
機内には歴代制服を着用した客室乗務員に加え、運航乗務員も同乗し、運航ルートや機材にまつわる解説をする。ただし運航乗務員による機内解説は、羽田・成田発着便のみだ。
飛行経路(計画)
羽田空港発着のJAL2027便は、5:35頃に羽田を出発する。
- 富士山北西方向、南アルプス上空で 初日の出(鑑賞ポイント)
- 浜松付近で東に進路を取り、駿河湾へ
- 大島付近の上空を通過し羽田へ
- 7:50頃に羽田空港着
成田空港発着のJAL2727便は、5:35頃に成田を出発する。
- 館山沖、数千メートル上空で初日の出(鑑賞ポイント)
- 東京湾上空を西進
- 伊豆諸島・三宅島付近を通り成田へ
- 8:00頃に成田空港着
中部空港発着のJTA2027便は、5:55頃に中部を出発する。
- 中央・南アルプスの南側上空を飛行
- 富士山の西側で初日の出(鑑賞ポイント)
- 西に進路をとり中部空港へ
- 7:25頃に中部空港着
関西空港発着のJTA2727便は、6:40頃に関西を出発する。
- 紀伊半島上空または小豆島上空のいずれかを飛行
- 遠州半島上空を通過し、紀伊半島または小豆島上空で初日の出(鑑賞ポイント)
- 西に進路をとり関西空港へ




