秩父市を訪れた一行
埼玉県の秩父地域おもてなし観光公社(井上正幸事務局長)と、宿泊31施設が加盟する秩父地域インバウンド協議会(黒沢良光会長)はこのほど、エリア内の温泉地ブランド「秩父温泉郷」を、「ONSEN CHICHIBU」にリニューアルした。インバウンド需要の多様化を背景に、訪日旅行者への訴求力を高めた。都心からアクセスしやすい“Countryside Retreat”として、国内外の旅行者に滞在の価値を発信する。
新ブランドでは、東京都内の池袋駅から西武鉄道の特急「ラビュー」で約80分という立地を全面に押し出したほか、「祈りと癒しの聖地 秩父温泉郷」―を掲げる。1234年開創と伝わる「秩父札所三十四ヶ所観音霊場」の巡礼文化が育んだ歓待の心を、現在の温泉旅館でのおもてなし精神として継承・展開する。雲海が広がる山々や三峯神社・秩父神社、地酒・ジビエ・発酵食文化なども発信。「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録に向けた機運醸成も図る。
両者は9月1~17日にかけて、秩父温泉郷を構成する1市4町(秩父市・横瀬町・長瀞町・小鹿野町・皆野町)の全首長を表敬訪問。地域一体での取り組み基盤を固めた。
今後は、非加盟の宿泊施設や日帰り温浴施設、飲食店、交通事業者、地域住民へも参画の輪を広げ、地域全体が一体となって持続可能な温泉地づくりを目指しているという。

秩父市を訪れた一行




