プリンセス・クルーズは9月28日、全国の40代以上の男女600名を対象に実施した「海外旅行」と「クルーズ」に関する意識調査の結果を公開した。
調査は2026年9月2日(水)から9月3日(木)にかけてインターネットで行われ、男女各300名が回答した。円安・物価高が続く中での海外旅行への意欲やハードルを探るとともに、クルーズ旅行に対するイメージと実態のギャップを明らかにすることを目的としている。


海外旅行への意欲は高いが、費用面・移動面のハードルが重くのしかかる
今年の年末年始や来年にかけて海外旅行に「とても行きたい」「行きたい」と回答した人の合計は53.3%にのぼり、過半数が海外旅行への意欲を持っていることが示された。
一方で、海外旅行を検討する際のハードルを複数回答で尋ねたところ、「円安」が95.0%、「物価高」が94.3%、「航空運賃・燃油サーチャージの高騰」が93.7%と、いずれも9割を超える回答者が費用面に強いハードルを感じていることがわかった。
費用面にとどまらず、移動そのものの負担も大きな障壁となっていることも浮かび上がった。「長時間の飛行機移動」は64.9%、「荷物を持って移動すること」は61.9%と、いずれも6割を超えた。
さらに、予約時に燃油サーチャージが追加され、最終的な代金が想定より高くなった経験が「ある(よくある・たまにある)」と回答した人は約半数の47.9%にのぼった。価格面だけでなく、移動や手配の負担を抑え、より手軽に楽しめることも、40代以上の層が海外旅行を検討するうえで重要なポイントであることがうかがえる結果だ。
「1泊5万円以上」が最多回答 クルーズ旅行の価格イメージに大きなズレ
「クルーズ旅行」と聞いて、1泊1人あたりどの程度の費用がかかると思うか尋ねたところ、「5万円以上」と回答した人が32.8%で最多となった。「3万円〜5万円未満」は20.3%、「1万円〜3万円未満」は24.3%、「5,000円〜1万円未満」は3.0%、「5,000円未満」は0.5%だった。
つまり、「1泊3万円以上」と回答した人の合計は53.1%と半数を超え、クルーズ旅行に対して高額なイメージを持つ人が多数派であることが明らかになった。加えて、「想像がつかない」と回答した人も19.0%に達し、約2割がクルーズ旅行の価格について具体的なイメージを持っていない実態も確認された。
クルーズ旅行のイメージについても、「費用がとても高そう(富裕層向け)」と回答した人が49.2%、「まとまった長い日数(休み)が必要そう」と回答した人も49.2%と、実際の価格帯や手軽さとは大きくかけ離れたイメージが先行しているとの結果が出た。
特徴を知れば7割超が「乗ってみたい」 コスパ・楽さ・手軽さが評価のカギ
日本発着クルーズの特徴を説明したうえで乗船意向を尋ねたところ、「とても思う」「やや思う」と回答した人の合計は71.3%に達した。
日本発着クルーズの主な特徴は以下のとおりだ。
- 飛行機を使わず、日本各地の港から韓国・台湾など海外へ出発できる
- 一度荷ほどきをすれば、その後は荷物を持って移動する必要がない
- 船に乗っているだけで複数の寄港地を巡ることができる
- 食事やエンターテイメントの費用が基本料金に含まれている
- クルーズ中は外貨を使う頻度が少なく、円安の影響を受けにくい
プリンセス・クルーズの日本発着クルーズでは、1泊1万円台から参加できるプランも用意されている。基本料金プラン「プリンセス・スタンダード」には、宿泊費・船での移動費・食事・エンターテイメントがすべて含まれる。さらに、ドリンクパッケージ・Wi-Fi・チップなども含まれるお得な料金プランとして「プリンセス・プラス」「プリンセス・プレミア」も用意されている。
ハワイ旅行と比較して「半額以下」 具体的な費用比較も公表
プリンセス・クルーズは、日本発着クルーズと海外パッケージツアーの費用比較も公表した。
2026年9月発の「シルバーウィークに航く! 九州・四国と韓国8日間(M626)」(海側バルコニー前方/後方、「プリンセス・プラス」適用、2名1室利用の1名あたり)の旅行代金は304,500円(租税・国際観光旅客税・手数料・港湾費用は別途15,500円〜27,900円)。
一方、同月発の「ホノルル8日間」のパッケージツアー(ワイキキ中心部の4つ星ホテル、客室は眺望指定なし、フライトはエコノミークラス、2名1室利用の1名あたり)の旅行代金は445,600円(燃油サーチャージ・日本の空港施設使用料等・国際観光旅客税・現地空港諸税込み)。
食事の費用を加えると差はさらに広がる。クルーズのプランでは3食以上とアルコールを含むドリンク代が無料だが、ハワイのパッケージツアーではホノルル市内レストランでの食費として1日あたり200米ドル×6日分、1米ドル150円換算で180,000円が必要となる。
エンターテイメント費用は、クルーズが無料(毎晩日替わりのプログラムが含まれる)であるのに対し、ハワイツアーではポリネシア・ショー(入園・ナイトショー・送迎付き)1回152米ドル、約22,800円が別途かかる。チップは、クルーズが無料、ハワイツアーは2米ドル×6日分(約1,800円)が追加となる。高速Wi-Fiはいずれも無料(ハワイツアーはホテル・公共施設の利用料に含まれる)。
これらを合算すると、クルーズ旅行の合計は304,500円、ハワイのパッケージツアーの合計は650,200円となり、クルーズ旅行は半額以下という結果だ(いずれも上記条件での比較。1米ドル=150円換算。記載情報は2026年8月現在のものであり、料金等は予告なく変更となる場合がある)。
荷造り不要・移動ストレスなし 新たな海外旅行の選択肢として注目
日本発着クルーズは、港でのチェックイン後、韓国や台湾を訪れる旅をスタートできる。乗船中は、船内で食事やアクティビティを楽しんでいる間に次の寄港地へと移動するため、都度の荷造りや移動に伴う負担なしで複数の観光地を巡ることが可能だ。
船内には日本人客だけでなく海外からの乗客も多く乗船しており、インターナショナルな雰囲気の中で海外旅行らしい非日常感を楽しめる点も特徴のひとつだ。
プリンセス・クルーズは「円安・物価高が続く中、価格の見通しやすさと旅行計画の簡便さを兼ね備えた新たな海外旅行の選択肢として、今後も日本発着クルーズの魅力を発信してまいります」としている。




