昨年の様子
日本能率協会(東京都港区)は10月7、8の2日間、札幌市のアクセスサッポロで北海道の宿泊、外食産業に関わる製品・サービスがそろう専門展示会「第9回 観光・ホテル・外食産業展 HOKKAIDO 2026」を開く。
展示会が催される北海道は、「地域ブランド調査2025」の「観光に行きたい都道府県ランキング」で17年連続1位を獲得。従来の観光スタイルに加えて、アクティビティ・自然・文化体験を盛り込んだ「アドベンチャートラベル」や「ワインツーリズム」に人気の兆しが見え、さらなる来訪者の増加が予想されている。
観光需要が高まる一方、宿泊・外食などのサービス産業は人手不足への対応をはじめ、国内外からの観光客の幅広いニーズに対応するためのサービス、設備の充実が喫緊の課題となっている。
今回の展示会は、北海道の観光産業の諸課題を解決する製品、サービスを紹介するもの。「展示会を通して事業のさらなる効率化・省人化と、業界の発展を目指す」(日本能率協会)。
202社、278ブースが出展。来場予定者数は同時開催の「第7回北海道災害リスク対策推進展2026」などを含め、およそ4500人を見込んでいる。
会場では、昨今の人手不足対策および、急増する外国人旅行者のニーズに対応する、特定原材料9品目不使用のお子さまランチキット(冷凍)、動物性原材料不使用の植物性海鮮風商品を含む「食」エリアをはじめ、人手不足を「調理の自動化」で乗り越える高温・高圧スチーム技術を搭載した自動調理ロボットや、全自動パンケーキ調理機に加えて、遠隔で鍵(暗証番号・QRコード)を発行するRemoteLOCKなどが多数展示される。
講演会・セミナーも多数用意。初日の7日はホスピタリティ業界の次世代リーダー育成プログラム「ネクストリーダーズ2026」の研究発表会が注目だ。このほか北海道エリアの宿泊業・外食業が抱える問題解決に向けたヒントが満載のセミナーが2日間催される。
この件についての問い合わせ先は日本能率協会経営・人材革新センター電話03(3434)3453(平日午前9時~午後5時)。

昨年の様子
「ネクストリーダーズ」発表会も
会場内で7日、ホスピタリティ業界の次世代リーダー育成プログラム「ネクストリーダーズ2026」の札幌大会の研究発表会が開かれる。
同プログラムは、宿泊業や飲食業などホスピタリティ産業で計5年以上勤続する20~30代の若手が企業の垣根を越えて集まり、人手不足やオーバーツーリズムなど業界が抱える課題について研究・議論し、解決策を導き出す取り組み。札幌、東京、大阪、福岡の4会場で開催され、各会場の最優秀賞に選ばれたチームは、来年3月に東京で開催される全国大会への出場権を獲得する。総合ファシリテーターは東洋大学国際観光学部准教授の徳江順一郎氏。
札幌大会の出場チームは道内の宿泊施設などホスピタリティ産業で働いている若手で集まる「どさんこ」「New Generations」「Dosanko~シマエナガ見てみたい!~」「マスターキー」の4チーム。これまでに3回にわたりグループ討議を重ね、発表会への準備を進めてきた。

昨年の札幌大会の最優秀賞チームら





