観光庁は9月22日(現地時間)、米ニューヨーク市内のGotham Hallで、日本の「観光・食」の魅力を発信するイベント「Japan-U.S. Tourism and Culinary Night」を開催した。
イベントには観光事業者、メディア、政財界の関係者ら約220名が参加。歌舞伎俳優の市川團十郎さんが祝い舞踊『三番叟』を披露して華やかな幕開けを飾り、本年7月に世界遺産登録された「飛鳥・藤原の宮都」をはじめ、日本各地の観光資源や食・食文化の多彩な魅力を広く発信した。

「日米観光交流促進キャンペーン2026」の一環
本イベントは、観光庁主催・農林水産省共催により開催されたもので、「日米観光交流促進キャンペーン2026」の一環として位置づけられる。
開催地のニューヨークは、国連総会が開催され世界の注目が集まるタイミングでの開催となった。現地時間9月22日(火)の午後5時30分(日本時間23日午前6時30分)に始まったイベントは、日米双方向の観光交流促進を目的としており、日本の文化・食・酒など幅広い魅力のPRの場となった。
高市総理大臣がビデオメッセージ

高市総理大臣は本イベントにビデオメッセージを寄せた。
メッセージの中で高市総理は、米国の建国250周年にあたる本年、日米双方向の交流が一層発展することへの期待を表明。日本各地の観光資源や食・食文化の魅力を通じて、日本への関心や訪日機運がさらに高まることへの期待も述べた。
また、横浜で開催予定の2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)への来場を呼びかけたほか、ユナイテッド航空によるサンフランシスコから北海道・沖縄といった日本の地方部への直行便の新規就航を歓迎する旨を表明した。
米国政府からはオリーリー商務次官補代理が出席し、挨拶の中で「日米観光交流促進キャンペーン2026」を通じて日米の友好的な関係が深まることへの期待と、米国人にとっての日本の魅力を語った。
市川團十郎の祝い舞踊『三番叟』が会場を沸かせる

本イベントの特別ゲストとして登場したのが、歌舞伎俳優の市川團十郎さんだ。
市川團十郎さんは祝い舞踊『三番叟』を披露し、荘厳かつ華やかに本イベントの幕開けを飾った。
その後、総合司会の久保純子さんと行われたトークショーでは、市川團十郎さんが歌舞伎の歴史や日本各地の魅力を紹介。会場は大いに盛り上がりを見せた。
青森産ホタテ、岩手産和牛、静岡産クラウンメロン 日本産食材を使った特別メニューを提供

会場では日本産の食材を使った特別メニューが振る舞われた。
提供された食材は、青森県産のホタテ、愛媛県産のぶり・たい、岩手県産の和牛、静岡県産のクラウンメロンなど、各地の特産品。さらに、ノングルテン米粉を使用した料理も提供され、会場を訪れた参加者に日本の食の多様性と豊かさを伝えた。ノングルテン米粉を使用したブリオッシュ・ノアも振る舞われた。
酒類については日本産酒類として日本酒および焼酎・泡盛のカクテルが提供され、参加者が日本の酒文化に触れる機会となった。

世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」や2027年国際園芸博覧会もPR

会場には観光コンテンツを紹介するブースが設けられ、日本各地の観光資源が幅広く紹介された。
今年7月に世界遺産登録された「飛鳥・藤原の宮都」をはじめとする歴史的な資源、伝統文化、日本各地の特別な体験などが各ブースから発信された。また、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のPRブースも設けられ、横浜開催に向けた機運の醸成が図られた。
各地から出展された観光ブースは、訪れるたびに新たな発見がある日本の多彩な魅力を、政財界やメディアの関係者に向けて直接届ける場となった。
イベント概要
- 名称:Japan-U.S. Tourism and Culinary Night
- 開催日時:2026年9月22日(火)午後5時30分(現地時間)/同年9月23日(水)午前6時30分(日本時間)
- 開催場所:Gotham Hall(米国ニューヨーク市内)
- 主催:観光庁
- 共催:農林水産省
- 参加者数:約220名(観光事業者、メディア、政財界関係者)

木村観光庁長官による挨拶

オリーリー次官補代理による挨拶




