(左から)TEJの山北実行委員長、WTTCのゲバラ・プレジデント&CEO、JATAの原会長
日本旅行業協会(JATA)とツーリズムEXPOジャパン(TEJ)実行委員会は9月24日、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)と「持続可能で長期的な観光促進に向けた協力覚書署名・交換式」を、TEJの会場内で行った。各会員同士のネットワーク強化や調査・知見・知識の共有などに加え、国際イベントでの相互参加を促進。TEJでWTTCの発言機会を提供するほか、日本の旅行業界も、WTTC主催のグローバルサミットや各地域でのフォーラム・見本市に参加する機会が与えられる。世界各国との関係強化に取り組み、国際市場における日本の存在感を強める。
連携内容は、(1)TEJでの連携(2)国際イベントでの協力(3)調査・知見・知識の共有(4)イノベーション・技術・競争力向上への取り組み(5)会員ネットワークの強化―の5項目。
今回の連携は、日本側の働きかけにより実現した。WTTCは、世界で200以上の企業・団体が加盟する国際的な観光機関で、これまでもTEJで行われている観光大臣会合への参加を通じて、日本の旅行業界と良好な関係を構築してきた。
24日の署名・交換式には、JATAの原優二会長、TEJ実行委員会の山北栄二郎委員長と、WTTCのグロリア・ゲバラ・プレジデント&CEOが出席。緊密な連携に向け3者で握手を交わした。
JATAの原会長は、「互いの知識や知見を共有することで、持続可能で長期的・包括的な観光の促進を実現し、相互の会員にとっても有益となる取り組みを進めることを期待している」とコメント。
JATAとWTTCで副会長を務めるTEJ実行委員会の山北委員長は、「WTTCのTEJへの参加を合意いただけたことは、TEJの国際的なプレゼンス向上に資するものだ。(海外でのイベントに)日本からも参加することで、相互交流をさらに促進し、日本の国際観光におけるプレゼンスの向上に寄与していきたい」と意気込みを述べた。
WTTCのゲバラ・プレジデント&CEOは、今回の覚書締結を実現に導いた原会長への謝辞を述べた上で、日本の旅行業界について「世界の旅行・観光の未来を創っていく重要なパートナーだ」と強調。「(今回の連携は)WTTCのメンバーにとって日本のポジションを非常に強くするだろう」と述べた。

(左から)TEJの山北実行委員長、WTTCのゲバラ・プレジデント&CEO、JATAの原会長




