専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は7月22日、ブライダル業界をめざす学生を対象とした「第6回JHS新規接客コンテスト」を開催した。
ホテル・ブライダル企業23社から28名の審査員を迎え、本選に出場した4名の学生が15分間の新規接客を実演。審査の結果、グランプリには昼間部ブライダル科1年の山川菜生さん(郡山女子大学附属高等学校出身)が輝いた。
コンテストの概要
本コンテストは、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)主催「The Master of Bridal Coordinator Contest」と同形式で実施する、同校の実践教育プログラムだ。
学生がブライダルコーディネーター役となり、新郎新婦役のお客様への新規接客を通して、ヒアリング力や提案力を競う。今年度は34名の学生がエントリーし、中間発表会を通過した4名が本選へ出場した。
当日は、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会専務理事・鈴木直樹氏をはじめ、ホテル・ブライダル企業23社から28名の業界関係者が審査員として参加。実際の婚礼現場を想定した15分間の新規接客が行われた。

審査で問われた「接客の総合力」
審査では、表情や話し方、身だしなみ、立ち居振る舞いといった接客の基本に加え、お客様との信頼関係を築くコミュニケーション力、ヒアリング力、提案力が総合的に評価された。
学生たちは、新郎新婦との対話を通して結婚式への想いや価値観を引き出し、それぞれに寄り添った提案を披露。業界第一線で活躍する審査員を前に、緊張しながらも日頃の学びの成果を発揮した。
グランプリを受賞した山川菜生さんについては、お客様に安心感を与える自然なコミュニケーション、ヒアリング内容を踏まえた説得力のある提案、そして相手を思いやる言葉掛けが高く評価された。
準グランプリには、夜間部ブライダル科2年の青木花奈帆さん(千葉県立市川南高等学校出身)が輝いた。
受賞者へのギフト贈呈
受賞者には、2026年度「The Master of Bridal Coordinator Contest」グランプリ受賞者である、藤田観光株式会社 ホテル椿山荘東京 婚礼セールスチームマネージャー・渡辺昌恵氏から記念のギフトが贈られた。
現役コーディネーターとして業界の最高峰の評価を受けた人物から直接贈られるギフト。実践の場で活躍するプロと学生をつなぐ機会でもある。
28名の審査員がコメントシートでフィードバック
審査終了後には、23社28名の審査員が4名の出場学生一人ひとりにコメントシートを通じてフィードバックを実施した。
現役ブライダルコーディネーターや企業担当者から、接客姿勢やヒアリング、提案内容について具体的な助言を受けた学生たち。自身の強みや課題を確認するとともに、今後の成長につながる貴重な学びの機会となった。
BIA専務理事からエール
表彰式では、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会専務理事・鈴木直樹氏が出場学生に向けてエールを贈った。
鈴木氏は、「お客様の笑顔をつくりたいという熱量はAIには置き換えられないものです。知識だけでなく、お客様に寄り添う気持ちも磨き続けてください。業界で皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と述べた。
産学連携を柱とした実践教育
専門学校日本ホテルスクールは、1972年の開校以来、約15,000名の卒業生を輩出してきた。
ホテル単科の専門学校として日本最大級の規模を誇り、日本を代表するホテル・ブライダル分野の教育機関の一つとして、学生一人ひとりの目標に応じた実践的な教育を展開している。
同校では開校以来、「産学連携」を教育の柱とし、ホテル・ブライダル企業との連携による実践教育を推進。「JHS新規接客コンテスト」もその一環として実施されており、業界の第一線で活躍するブライダルコーディネーターや企業担当者から直接指導を受けることで、実践力を養う学びの場となっている。
今回のコンテストも、その理念を体現する場だった。34名のエントリーから始まり、中間発表会を経て4名が本選へ。28名の審査員からの個別フィードバックまで、一連のプロセスが実践教育として機能した。

開催概要
- イベント名:第6回JHS新規接客コンテスト
- 開催日:2026年7月22日(水)
- 主催:専門学校日本ホテルスクール
- エントリー数:34名
- 本選出場者:4名
- 審査員:ホテル・ブライダル企業23社・28名
- グランプリ:山川菜生さん(昼間部ブライダル科1年、郡山女子大学附属高等学校出身)
- 準グランプリ:青木花奈帆さん(夜間部ブライダル科2年、千葉県立市川南高等学校出身)






