「インスタントルーム」の外観
KNT-CTホールディングス(KNT-CTHD)はこのほど、令和8年熊本地震で被災した熊本県氷川町に対し、短時間で設置が可能な個室空間「インスタントルーム」を100台寄付した。同社や近畿日本ツーリストの社員が現地に赴き、集団避難場所の中学校1校で設営。プライバシー確保ができない場合などに、避難者の希望に応じて提供する。
インスタントルームは、同社が昨年に企業・自治体向けに始めた「廃校を活用した防災事業」で使用している簡易住宅で、名古屋工業大学大学院の北川啓介教授の研究をもとに設計。ダンボールの多層構造を生かし、断熱性・遮音性・プライバシーの保護の面で高い性能を実現する。防災事業での経験が、今回の寄付につながった。
着替えや睡眠などのシーンで避難者の心理的安全性を高めるだけでなく、隔離機能によって感染症の拡大を未然に防ぐ役割も果たす。過酷な避難環境でも身体的・精神的負担を大幅に軽減し、災害関連死防止に貢献する。

「インスタントルーム」の外観




