デュカスの哲学を共有する2人のシェフが東京に集結 「世界で最も私の料理哲学を理解する日本人シェフ」と「ル・ルイ・キャーンズ」現シェフが2日間限定の特別ディナー


 パレスホテル東京は11月6日、アラン・デュカスの料理哲学「ナチュラリテ(自然らしさ)」を体現する2人のシェフによる特別コラボレーションディナー「ESTERRE with LE LOUIS XV – The Spirit of Alain Ducasse –」を開催する。会期は2026年11月6日(金)から7日(土)の2日間限定。会場はパレスホテル東京6階のフランス料理「エステール by アラン・デュカス」。予約受付は8月6日(木)から開始した。

 アラン・デュカスが「世界で最も私の料理哲学を理解し実践する日本人シェフ」と称するエステールのシェフ・小島景と、モナコの3つ星レストラン「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス・ア・オテル・ド・パリ」の現シェフ・エマニュエル ピロンが、丸の内の夜景を望む洗練された空間で全8品の特別コースを供する。料金は1名10万円(サービス料・消費税込)。

 

ル・ルイ・キャーンズとエステール、同じDNAを持つ2店が初共演

 回の特別ディナーの核心は、アラン・デュカスが展開する世界30店舗以上のレストランの中でも最高峰に位置づけられる「ル・ルイ・キャーンズ」と、東京・丸の内のエステールが、初めて一堂に会するコースを創り上げる点にある。

 ル・ルイ・キャーンズは、1987年にアラン・デュカスがモナコの「オテル・ド・パリ モンテカルロ」内のレストランで総料理長に就任したことに始まる。1990年、デュカスは33歳でミシュランガイドの3つ星を獲得。以来、同店はオートキュイジーヌ(厳選された食材と卓越した技術で作られる高級フランス料理)の未来を牽引し続け、現在も世界で最も格式の高いレストランの一つとして君臨している。アラン・デュカスが愛する地中海を舞台に、「ナチュラリテ」の精神に基づき、素材本来の奥深い風味を極限まで引き出したコンテンポラリーな地中海料理を提供する。

 一方、エステールとは、アラン・デュカスの生まれ育ったオクシタニー地方の言葉で「母なる大地」を意味する。レストランコンセプトは「大地と海の出会いの物語を紡ぐ場所」。日本のテロワール(土壌や気候など、その土地が持つ個性)を存分に活かしたコンテンポラリーなフランス料理を提供し、旬の食材を中心に素材そのものが持つ本来の味を最大限に引き出した料理を供している。

 

「ナチュラリテ」を最も近くで体現する2人のシェフ

 今回来日するル・ルイ・キャーンズのシェフ、エマニュエル ピロンは、フランス・リヨンで「MOF(国家最優秀職人章)」受賞シェフのもとで高い技術を修得した。2009年、モナコの「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス」でデュカス・パリの一員となり、パリの「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」では8年間にわたり副料理長として「ナチュラリテ」の取り組みに深く携わった。期間限定レストラン「ADMO(Adrià Ducasse Meder aux Ombres)」でもトップシェフらとともに主要な役割を果たし、2022年にデュカスから「ル・ルイ・キャーンズ」のシェフを託された人物だ。デュカスが提唱する、植物・穀物・魚が持つ素材本来の風味を極限まで引き出す「ナチュラリテ」の探求において、その思想を最も近くで理解し、体現する料理人と位置付けられている。

 今回はペストリーシェフのサンドロ ミケーレも同行する。

 エステールのシェフ・小島景は1964年東京生まれ、鎌倉育ち。アラン・デュカスとその右腕でもあるフランク・セルッティと10年以上ともに働き、2001年から5年間勤務したモナコのミシュラン3つ星レストラン「ル・ルイ・キャーンズ」では副料理長を3年間務めた。帰国後は12年間、総料理長として「ベージュ アラン・デュカス 東京」を牽引し、2023年1月にエステールのシェフに就任した。アラン・デュカスからは「世界で最も私の料理哲学を理解し実践する日本人シェフ」と称され、厚い信頼を寄せられている。

 デュカスのもとで25年以上のキャリアを積んだ小島は、今回、自身の原点とも言える名店・ル・ルイ・キャーンズを迎え、日本の食材の魅力を引き出した料理を創り上げる。

コース全8品の詳細

 特別コースは全8品で構成される。モナコの地で地中海の食文化を通して「ナチュラリテ」を進化させるピロンと、日本の豊かなテロワールを通してそのエスプリを形にする小島。同じDNAを受け継ぎ、各地の風土や食材に合わせて理念を体現する両シェフが、今回限りの特別コースを供する。

メニューの構成は以下の通り。

  • カナッペ(両店の合作)
  • アミューズ ブーシュ(両店の合作)
  • 冷前菜(ル・ルイ・キャーンズ)
  • 河豚の温前菜(エステール)
  • イソギンチャク、アーティチョーク、キャヴィアの一皿(ル・ルイ・キャーンズ)
  • 肉料理(両店の合作)
  • デザート2種(両店より1品ずつ)

 小島が手掛ける河豚の温前菜は、野菜の甘みと抹茶の香りで味わう一皿。ピロンによるイソギンチャクの料理は、アーティチョークやキャヴィアの旨味とともに堪能する構成だ。食材の都合などにより一部メニューを変更する場合がある。

ワインペアリングはシェフソムリエが厳選

 お飲み物は別料金となる。パレスホテル東京のシェフソムリエ・佐藤隆正が厳選したワインセレクションが用意されている。シャンパーニュ(1杯)、白ワイン(2杯)、赤ワイン(1杯)、デザートワイン(1杯)の計5杯によるスペシャルペアリングで、料金は1名5万円(サービス料・消費税込)。

宿泊プランも同時設定、美食の余韻をホテルステイで

 本イベントの席を組み込んだ特別宿泊プランも設定されている。宿泊対象期間は2026年11月6日(金)から7日(土)。予約受付期間は2026年8月6日(木)から10月27日(火)まで。

 プランの内容は、1泊2日の宿泊に加え、「ESTERRE with LE LOUIS XV – The Spirit of Alain Ducasse –」のディナー(お飲み物代は別途)、および翌朝食(オールデイダイニング グランド キッチンまたはインルームダイニング)が含まれる。

 部屋タイプはデラックスキングまたはツイン with バルコニー(45平方メートル)で、2名料金は44万円から(サービス料・消費税・東京都宿泊税込)。

予約・問い合わせ先

ディナーの予約開始日は2026年8月6日(木)。時間は18:00・18:30・19:00の3枠から選択できる。料金は1名10万円(サービス料・消費税込)で、予約の定員に達した場合も引き続き希望を受け付け、席が用意でき次第案内するとしている。1名で予約した場合、相席形式となる場合がある。

 ディナーの問い合わせはエステール直通(03-3211-5317)、宿泊プランの問い合わせは宿泊予約(03-3211-5218)まで。パレスホテル東京の公式サイトでも詳細を確認できる(https://www.palacehoteltokyo.com/newsroom/latest-news/restaurants-bars/esterre-with-le-louis-xv/)。

 

 
 

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