株式会社かりゆしは8月3日、2026年度から2030年度末までの5年間を対象とした中期経営計画『PHASE‐ZERO』を策定したと発表した。
同社は沖縄県国頭郡恩納村に本社を置き、「幸せ、癒し、感動 沖縄から世界へ」をブランドステートメントに掲げ、沖縄県内で複数のホテル・リゾートを運営するホテル企業だ。代表取締役社長は親泊昌代氏。
今回策定された中期経営計画は、かりゆしグループが持続的な成長と企業価値向上を実現するための経営方針、重点方針、組織改革、数値目標を示すもの。計画の名称は『PHASE‐ZERO』とされた。

計画の構造と目的
2026年度の『PHASE‐ZERO』では、かりゆしの未来像を示し、現状とのギャップを埋めるための取り組み・経営指標・行動計画・KPI/KGIを明確化している。
さらに、2027年度の次フェーズ『PHASE‐1』へ向けた課題の整理も盛り込まれており、経営上のリスク抽出と対処、重点方針、業務プロセス、各種方針・計画、管理すべき指標の明確化を図る内容となっている。
段階的かつ計画的な経営変革。それが今回の中期経営計画の骨格だ。

ブランドステートメントと目指す姿
同社が掲げるブランドステートメントは「幸せ、癒し、感動 沖縄から世界へ」。
創業以来大切にしてきた「迎恩の心(おもてなし)」を原点に、沖縄の自然・文化・人の温かさを世界へ届け、地域社会とともに持続的な成長を目指すとしている。
「かりゆしホテルズ」が目指すのは、「世界中のお客さまへ、幸せ・癒し・感動を届けるホテル企業」と明示。
「お客さまの幸せ」=「スタッフの幸せと成長」=「企業と社会の発展」という理念のもと、6つの方向性を意識し、幸せと成長を生み出す存在でありたいとしている。
かりゆしが実現する「7つの未来」

同社は、ホテル事業の成長だけにフォーカスするのではなく、企業活動全体を通じた「沖縄の未来づくりへの貢献」も意識してアクションしていくとしている。
具体的には、以下の7つの未来像を描いている。
- お客さまを大切に、お客さまの幸せを追求すること
- お取引先さまへは新しい商機の創出
- スタッフへは物心両面の幸福
- 地域社会へは雇用や産業の創出
- 観光業界へは相互連携を通じた可能性の拡張
- 地元・沖縄の自然や文化を守り、より豊かにすること
- これらの成長を通じて株主・投資家に期待していただける企業であること
すべてのステークホルダーが「かりゆしと共に歩んでよかった」と感じられる企業を目指し、持続的な成長と社会への貢献を実現するとしている。
代表取締役社長・親泊昌代氏のコメント
代表取締役社長の親泊昌代氏は、今回の中期経営計画策定にあたり、次のようにコメントした。
「かりゆしは創業以来、お客さまをはじめとするすべての皆さまへの感謝と、『迎恩の心』を大切に歩んできました。ホテルという枠にとどまらず、沖縄の文化や自然、人の魅力を未来へつなぐ企業として、今後も新たな価値を創造してまいります」
スタッフとお客さま、そして地域社会との循環について、親泊氏はこう続けた。
「スタッフ一人ひとりが誇りを持って働き、お客さまに幸せ・癒し・感動をお届けし、その積み重ねが地域社会の発展へつながる。その循環をつくることが私たちの使命です」
「世界へ」という言葉に込めた想いについても言及した。
「世界中の人々にかりゆしを知っていただき、沖縄を訪れていただきたいという想いを込めて、『沖縄から世界へ』と致しました。沖縄を愛する気持ちを礎に、これからも果敢に挑戦を続けてまいります」
企業概要
株式会社かりゆしの本社所在地は沖縄県国頭郡恩納村名嘉真ヤーシ原2591-1。ウェブサイトはhttps://www.kariyushi.co.jp/。
同社は「幸せ、癒し、感動 沖縄から世界へ」をブランドステートメントに掲げ、沖縄県内で複数のホテル・リゾートを運営している。





