日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、AIRDO、スカイマーク、ソラシドエア、スターフライヤーの7社は2026年8月3日、羽田空港を出発する国内線の定時性確保に向けた取り組みを共同で発表した。
9月1日より、一部航空会社において手荷物お預け締切時刻の早期化および厳格化を実施する。
搭乗締切時刻の遵守を改めて要請
7社は今回の発表で、各航空会社が定める「搭乗締切時刻」をすべての利用客に遵守するよう求めた。
「出発時刻」とは「航空機が動き出す時刻」であり、「搭乗締切時刻」を過ぎた場合には、原則として搭乗できない。チェックイン、手荷物の預け入れ、保安検査場の通過、搭乗という各工程にはそれぞれ締切時刻が設けられており、時刻を過ぎた場合には手続きを承ることができないとしている。
各締切時刻は航空会社ごとに異なるため、事前に各社ウェブサイトでの確認を呼びかけている。
この取り組みは、国土交通省航空局の事務連絡(2026年3月19日付)および定期航空協会の機内持ち込み手荷物に関する業界統一ガイドライン(2026年3月25日付)を踏まえたもの。定期航空協会も2026年8月3日付で「定時性の確保のための搭乗締切時刻遵守のお願い」と題するプレスリリースを発表しており、業界全体での連動した対応となっている。
手荷物お預け締切時刻、9月1日から変更
羽田空港出発便に限り、9月1日以降の手荷物お預け締切時刻は以下の通り変更される。
対象は羽田空港出発便のみ。
2026年8月31日まで
- JAL(J-AIR含む)・JTA・ANA(ANAウイングス含む):出発時刻の30分前(目安)
- AIRDO・ソラシドエア・スターフライヤー:出発時刻の20分前(締切)
- スカイマーク:出発時刻の20分前(締切)
2026年9月1日以降
- JAL(J-AIR含む)・JTA・ANA(ANAウイングス含む):変更なし(引き続き出発時刻の30分前が目安)
- AIRDO・ソラシドエア・スターフライヤー:出発時刻の30分前(締切)に変更・厳格化
- スカイマーク:変更なし。今後も最適な時間の検証を継続し、必要に応じて変更するとしている
つまり、AIRDOとソラシドエア、スターフライヤーの3社については、これまで「出発20分前」としていた手荷物お預け締切時刻を「出発30分前」へと10分繰り上げる形となる。
JAL・JTA・ANAについては、従来より「出発30分前」を目安として案内してきたが、今回の業界全体の見直しの中で改めてその徹底を求める姿勢を示している。




