昇天の儀式で光泉寺の石段を上る温泉女神(8月2日夜、草津温泉)
群馬県・草津温泉の温泉感謝祭が8月1~2日に開催された。「温泉女神」の降臨、昇天など、厳かできらびやかな儀式を多くの観光客が見守った。コロナ禍で中止になった年があるが、今年で第80回を迎え、地元関係者は温泉の恵みに感謝するとともに、地域の発展への思いを新たにした。
1日夕、草津町出身の関衣織菜さんさんが務める第80代温泉女神が温泉街に降臨した。2日には女神がくみ上げた温泉を町内の主要浴場に配る献湯があり、夜には全ての神事を終え、昇天の儀式が行われた。
感謝祭は土用の丑の日の丑の刻に入浴すると無病息災でいられるという「丑湯祭」が起源。1946年、地元有志が草津温泉を世に広めようと、新たな儀式を取り入れ、現在の形になった。
感謝祭に合わせ、町内外の観光関係者約120人が参加する懇親会が2日夜、喜びの宿高松で開かれた。草津温泉観光協会の山本剛史会長は、草津温泉の観光振興を支える旅行会社や交通事業者、などに謝意を表した。草津町出身の山本一太群馬県知事も駆けつけ、「今後も草津の発展にお力添えをいただきたい」とあいさつ。草津町の宮崎公雄町長は「こんこんと湧き出る温泉をこれからも守っていく」と述べた。

昇天の儀式で光泉寺の石段を上る温泉女神(8月2日夜、草津温泉)




