【逆境をチャンスにー旅館の再生プラン 811】宿を守る財産戦略(2) 青木康弘


青木氏

 前回コラムでは、相続税の納税資金が用意できず、一族が保有する不動産の中で最も価値の高いものから手放していく実情を述べた。今回コラムでは、その原因となる自社株に、実際どれほどの相続税がかかるのか説明したい。

 自社の株式にいくらの価値があるかと尋ねると、資本金の額で答える経営者が多い。うちは資本金1千万円の小さな会社だ、という具合である。しかし相続税の計算に使われるのは資本金ではなく、会社の純資産を基礎とした評価額である。利益の蓄積が進んだ宿では、評価額が資本金の数十倍に達していることも珍しくない。借り入れに苦しんだ時期の記憶のまま、うちの株に価値はないと考えている経営者ほど、実際の数字との開きは大きい。

ペイウォール会員向け記事です。

 
 

注目のコンテンツ

第39回「にっぽんの温泉100選」発表!(2025年12月15日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2025年度「5つ星の宿」発表!(2025年12月15日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第39回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング 」(2026年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト50を発表!

2025年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング」(2026年1月12日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒