名古屋の夜空に開放感、地上3mの眺望 「あいち・なごやオープントップバス」9月18日から運行


 名古屋鉄道は7月1日、愛知県および名古屋市との公民連携による「あいち・なごやオープントップバス」を、9月18日から10月24日まで運行すると発表した。アジア・アジアパラ競技大会の開催期間に合わせた取り組みで、名古屋都心部のナイトタイム観光のさらなる活性化を目的とする。「地上約3mの高さから見渡すダイナミックな景観」を売りに、国内外の観光客に新たな滞在価値を提供する。

公民一体、大会機会を活かした観光事業

 本事業は、名古屋鉄道が事務局を務める「あいち・なごやオープントップバス実行委員会」が企画したものだ。

 名古屋都心部における「ナイトタイム観光のさらなる活性化」と「宿泊客に対する新たな滞在価値の提供」を目指し、地域の観光課題の解決と都市の魅力向上に貢献することを掲げる。

 2026年に開催されるアジア・アジアパラ競技大会を「絶好の機会」と捉え、地元企業を中心に多数の協賛を得た。公民が一体となって名古屋の夜の魅力を国内外に発信し、地域活性化を目指す姿勢が鮮明だ。

屋根なし2階建て、爽快な風を体感

 このバスの最大の特徴は、屋根のない2階建て構造がもたらす「圧倒的な開放感」にある。

 地上約3mの高さから街並みを一望できるダイナミックな景観と、走行中に感じる爽快な風が、通常の観光バスとは一線を画す「特別な移動体験」を提供する。

 運行を担うのは名鉄観光バス株式会社。定員は乗務員を除いて46名だ。

昼夜4便、名古屋の主要名所を周遊

 運行期間は9月18日(金)から10月24日(土)まで。各日、昼2便・夜2便の計4便を運行する予定だ。

 昼便は14時00分発と16時00分発で、所要時間は約60分。夜便は18時00分発と20時00分発で、所要時間は約85分となる。

 発着地はMeieki Parklet(旧名鉄レジャック跡地)。主な経由地は以下のとおりだ。

  • オアシス21

  • 中部電力MIRAI TOWER(テレビ塔)

  • 名古屋城

 昼便では名古屋城での下車も可能。

 夜間コースには、都市高速(黄金〜東新町)を走行する体験が含まれる。ライトアップされた愛知県庁、名古屋市役所、名古屋城、名古屋駅周辺のビル群の夜景を間近で楽しめるルート設計だ。

大人2,000円から、夜便は割増

 販売価格(税込)は種別・便によって異なる。

| 種別 | 昼便 | 夜便 |

|——|——|——|

| 大人 | 2,000円 | 2,500円 |

| 小人(小学生以下) | 1,000円 | 1,500円 |

 小人の対象は4歳から12歳。3歳以下は無料だが、座席を利用する場合は小人料金が必要となる。

 多言語音声ガイド機器の貸与が必要な旅客は、別途サービス代として1,000円が加算される。

7月1日から予約受付開始、電話・当日窓口も対応

 発売は7月1日(水)10時30分から開始している。

 名鉄観光バス株式会社の公式サイト(https://www.dorapack.com/opentopbus)でオンライン予約を受け付けるほか、同社予約センターへの電話予約にも対応する。

 電話予約はドラゴンズパック予約センター(TEL:052-365-1489)で受け付け。受付時間は平日10時〜16時、土曜10時〜15時、日曜・祝日は休みとなっている。

 当日券はMeieki Parklet内の窓口でも販売する。

地元主要企業13社が協賛

 本事業には地元を中心とした企業13社が協賛している。五十音順で以下のとおり。

  • NTTドコモビジネス株式会社

  • 株式会社CBCテレビ

  • 株式会社ジェーシービー

  • 中京テレビ放送株式会社

  • 株式会社中日新聞社

  • 株式会社大丸松坂屋百貨店 松坂屋名古屋店

  • 株式会社テックササキ

  • テレビ愛知株式会社

  • 東海テレビ放送株式会社

  • 東邦ガス株式会社

  • 名古屋テレビ放送株式会社

  • 株式会社三菱UFJ銀行

  • 名鉄都市開発株式会社

 放送局、新聞社、金融機関、百貨店、ガス会社など業種は多岐にわたる。地元の主要産業・メディアが横断的に名古屋の観光振興を後押しする構図だ。

 
 

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