洞窟温泉「忘帰洞」のホテル浦島、2026年8月1日に日昇館をリニューアルオープン――開業70周年を前にロビー・レストラン・客室を刷新


 ホテル浦島は8月1日、日昇館のリニューアルオープンを迎える。ロビー、レストラン、客室、そして宿泊棟間を結ぶコリドーを全面刷新。2026年12月に開業70周年を迎えるにあたって、「懐かしくて、新しい。大自然に包まれる至福のひととき」をコンセプトに掲げた大規模改装の第一弾だ。

 浦島観光ホテル株式会社(本社:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2、代表取締役社長:松下哲也)が運営するホテル浦島は8月1日、日昇館のリニューアルオープンを実施する。

 1956年12月に開業した同ホテルは、今年12月に開業70周年という節目を迎える。その記念すべき時期を前に、「次の100年を見据えたホテルづくり」に挑戦するとして、数年にわたる大規模リニューアル計画の第一弾として日昇館の刷新に踏み切った。

 リニューアルの対象は、ロビーエリア、レストラン、客室、そして宿泊棟間を結ぶ約90メートルのコリドーと多岐にわたる。それぞれに明確なコンセプトが設けられており、伝統と現代の融合を主軸に据えた空間づくりが行われている。

「一期一会」を体現する新ロビー

 新ロビーエリアのコンセプトは「ICHIGO ICHIE(一期一会)」だ。

 伝統の技法で描かれた紀伊勝浦の亀や松、波をモチーフにしたシンボリックなアートコラムが、訪れるゲストを迎え入れる。クラフトマンシップが宿るウェルカムウォールも設けられ、ゲストの多様な過ごし方に寄り添いながら、滞在そのものを「鮮やかな記憶へと昇華させる」空間を目指している。

 この土地でしか出逢えない意匠を集約させた象徴的なエリアとして、ホテルの顔となる。

五感で楽しむ「Chef’s Live Kitchen」

 新レストランは「Chef’s Live Kitchen URASHIMA」として生まれ変わる。

 コンセプトは「TSUMUGI」。紀州の恵みがゲストと土地をつなぐ美食のステージとして位置づけられている。紀伊勝浦の海を目前に、この土地ならではの「鮮度」と「活気」が響き合う空間だ。

 ライブキッチンの香りや音、出来立ての料理を五感で楽しむスタイルが特徴で、「海とアート、そして食の熱気すべてが、心に残る唯一無二の空間体験を形づくる」とされている。

 ディナーバイキングでは、和の割烹エリアで職人が目の前で握る勝浦ならではの生マグロの握りが提供される。シェフオリジナルの低温調理ステーキや茹で上げパスタも用意され、「ビジュアルも美味しい新しい料理の数々」がラインナップに並ぶ。

「WABI SABI」が宿る新客室

 新客室のコンセプトは「WABI SABI」。余白の美を尊ぶ空間設計だ。

 艶やかなパブリックエリアとの鮮やかなコントラストによって、ゲストを深いリラックスへと導くことを目指している。畳空間を現代的に再解釈したベッドスタイルを採用しており、和の温もりと洋の機能性を融合させた。

 室内には紀州の海を象徴する「うらしまブルー」が取り入れられ、「静かな室内に凛とした品格を添える」。高品位なゲストルームとして、あらゆるゲストの心に寄り添い、真の休息を創出することを掲げている。

90メートルのコリドーが「うみのトンネル」に

 宿泊棟間を結ぶ約90メートルのコリドーが、海の世界が広がる回遊空間「うみのトンネル」として生まれ変わる。

 入り口をくぐれば、那智勝浦の海の中に包まれるような没入感とともに、多くの海の生き物たちがゲストを出迎える演出が施されている。

 コリドー内にはさらなる楽しみも用意されている。当地ならではの梅酒・日本酒・みかんジュースを飲み比べられる角打ちコーナー「海中スタンドバー」が登場。その先には、厳選したお土産を揃えるショップ「うらしまセレクト」も設けられ、コリドーでのひとときを多彩に楽しめる仕掛けが施されている。

リニューアルオープン特別プランを販売中

 リニューアルオープンに先立ち、特別宿泊プランがすでに販売されている。

 プラン名は「【日昇館リニューアルオープン】五感で楽しむライブキッチン! 出来立てバイキング&飲み放題を満喫」。夕食・朝食ともにバイキング形式で、料金は21,450円から(宿泊日・人数・客室タイプにより変動)。販売開始は2026年5月1日から。

 予約は公式予約サイト(https://d-reserve.jp/GSEA001F01300/GSEA001A01?hotelCode=0000002095)で受け付けている。

ホテル浦島とは

 ホテル浦島は1956年12月の開業以来、約70年の歴史を持つ温泉リゾートだ。和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に位置し、硫黄分を豊富に含む高濃度の源泉かけ流し温泉を有している。館内には6つの湯処が設けられている。

 中でも特に知られるのが大洞窟温泉「忘帰洞(ぼうきどう)」だ。かつて紀州藩主・徳川頼倫公が「帰るのを忘れさせるほど」と称した絶景の温泉で、自然の造形美と太平洋の荒波を望む唯一無二の体験として多くの客に親しまれてきた。

 食事は熊野地方や熊野灘で育まれた海鮮・肉類・地元の食材・フルーツをふんだんに取り入れたバイキングをはじめ、会席料理など多彩なスタイルを用意している。

 また、高低差日本一(77メートル)を誇るエスカレーターや、無料送迎船「浦島丸」といった名物も滞在を彩る。

 グループ施設としては、料理旅館 万清楼、山水館 川湯みどりや、山水館 川湯まつやがある。

 リニューアル特設サイト(https://urashimaresortsandspa.jp/wakayama-hotelurashima/renewal2026/)では、開業70周年リニューアルの詳細情報が公開されている。ホテル浦島の公式サイトはhttps://urashimaresortsandspa.jp/wakayama-hotelurashima/。電話番号は0735-52-1011。

 
 

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