カンタス航空は7月2日、エアバスA330型機による運航便において「カンタス・エコノミープラス」の提供を開始すると発表した。シドニー、メルボルン、ブリスベンといったオーストラリア主要都市への国際線で、より広い足元スペースや優先搭乗などの特典が利用できるようになる。9月18日以降出発の対象便から予約が可能だ。
A330型機、9月までに順次改修
A330型機は9月までに順次改修が行われる。エコノミープラスの座席数は機材ごとに異なり、A330-200Dでは58席、A330-200LRでは50席、A330-300では56席が提供される予定だ。
カンタス・エコノミープラスは現在、A321XLR型機、ボーイング737型機、エアバスA220型機で提供されている。今回のA330型機への拡大により、日本を含むアジア地域の旅客が利用できる路線と機材の幅が広がることになる。

標準エコノミーより最大40%広い足元スペース
カンタス・エコノミープラスの主な特典は以下の通りだ。
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標準エコノミークラスと比較して最大40%広い足元スペース
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優先搭乗
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頭上収納スペースの優先利用
標準エコノミークラスとの最大の違いは、その広い足元スペースにある。長距離の国際線フライトにおいて、足元のゆとりは快適性に直結する要素であり、カンタス航空はこの点を同サービスの核心的な価値として位置づけている。
「日本のお客様にさらなる選択肢を」 アジア地区上級副社長が語る
カンタス航空アジア地区上級副社長のニック・マッグリン氏は、今回の拡大についてコメントを発表した。
「アジア全域でプレミアムな旅行体験への需要が急速に高まる中、カンタス航空は、お客様が期待する快適で質の高い空の旅を提供し続けることに尽力しています。より広い足元スペースに加え、優先搭乗や優先的な手荷物収納スペースの利用といった特典を一つのサービスとして提供することで、日本のお客様にさらなる選択肢をご提供できることを大変嬉しく思います」
マッグリン氏は、A330型機へのエコノミープラス拡大によってアジア地域の旅客に対してこれまで以上に柔軟な旅の選択肢を提供できるようになると強調した。
フリークエントフライヤー会員は無料利用も プラチナ会員は予約時から対象
カンタス・フリークエントフライヤーの上位会員については、エコノミープラスを無料で利用できる特典が設けられている。
プラチナ・ワンおよびプラチナ会員は、予約時から無料でエコノミープラスを利用できる(空席状況による)。ゴールド会員については、出発の24時間前から無料での利用が可能だ(空席状況による)。また、対象会員と同一予約で旅行する同行者も、同様の特典を受けられる。
さらに、フリークエントフライヤー会員はポイントを使ったエコノミープラスへのアップグレードも可能だ(空席状況による)。
東京-シドニー片道1万2845円から ポイント利用も可
カンタス・エコノミープラスはqantas.comで予約できる。日本発着路線における料金例(片道)は以下の通りだ。
| 路線 | エコノミープラス料金 | ポイント利用の場合 |
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| 東京(羽田)-シドニー | 1万2845円から | 2万2000カンタス・ポイントから |
| 東京(成田)-メルボルン | 1万1170円から | 1万9000カンタス・ポイントから |
| 東京(成田)-ブリスベン | 1万610円から | 1万8000カンタス・ポイントから |
いずれも片道料金であり、ポイントによるアップグレードは空席状況によって異なる。
エコノミーとビジネスの間を埋める選択肢
カンタス・エコノミープラスは、標準エコノミークラスの上位に位置するサービスだ。ビジネスクラスほどの価格を必要とせず、しかし標準エコノミーよりも快適な空間を求める旅行者に向けた選択肢として提供されている。
A330型機は日本路線でも運航されており、今回の改修と新サービス導入により、日本からオーストラリアへ向かう旅行者の選択肢が実質的に拡充されることになる。
なお、現在公開されているエコノミープラスの座席イメージはB737型機のものであり、日本路線で運航されるA330型機では実際の機内プロダクトおよび座席配置が異なる場合があるとカンタス航空は説明している。
カンタス航空の公式ウェブサイト(qantas.com)では、エコノミープラスの予約受付および詳細情報の確認が可能だ。




