アパホテル株式会社は7月7日(現地時間)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのウエストハリウッドに所在する「Kimpton La Peer」を取得した。子会社であるAPA Hotel USA, Inc.(米国・デラウェア州)を通じた取得で、アパグループが2026年4月に始動した新中期5ヶ年計画「AIM5-II」における北米事業強化の第一弾となる。
同ホテルは、メルローズ・アベニューとサンタモニカ・ブルバードの交差点から至近に位置し、最新トレンドの発信地であるウエストハリウッドの中心に立地する。アート、建築、ファッションが融合するこの街の雰囲気をホテル全体のデザインに取り込んでおり、「グラミー賞、アカデミー賞受賞者及び関係者の定宿としても有名」な施設だ。
取得後は施設名称を「Kimpton La Peer West Hollywood(キンプトン ラピアー ウエストハリウッド)」に変更。引き続き既存オペレーターであるIHG Hotels & Resorts(以下、IHG)に運営を委託し、サービス品質のさらなる向上を目指す。

グラミー賞・アカデミー賞受賞者も愛用、ウエストハリウッドの象徴的ホテル

同ホテルは105室のラグジュアリーな客室を擁し、東地中海料理レストラン「Ladyhawk」、プールサイド・ラウンジ、バー「No Rose」、ピックルボール・コートを備えたルーフトップのイベントスペース、そして740平方メートル(8,000平方フィート)を超える屋内・屋外のダイニング&ラウンジスペースを完備している。
その他の施設は以下の通り。
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水泳プール
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会議室・宴会場
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フィットネスセンター
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ランドリー
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無料Wi-Fi
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地下駐車場
所在地は627 N La Peer Dr., West Hollywood, CA 90069, USA。ロサンゼルス国際空港(LAX)から車で約30分、MOCAデザインセンターから徒歩5分という好立地だ。公式サイトはhttps://www.lapeerhotel.com/。

IHGとの協働も視野 日本国内でのKimptonブランド展開へ

アパグループはIHGとの関係について、ホテルの運営委託にとどまらない将来展望も示している。アパホテルは「日本における同社ブランドホテルの協働開発も視野に入れている」とし、IHGとの戦略的連携をさらに深める方針だ。
日本最大級のホテルチェーンを展開するアパホテル株式会社(本社:東京都港区赤坂3-2-3、取締役社長:元谷芙美子)にとって、今回の取得はグループの海外事業における重要な一手となる。
アパグループは現在、国内自社ブランド363ホテル・85,909室、海外56ホテル・5,719室を展開。2022年4月に始動した前中期5ヶ年計画「AIM5 ~APA Innovative Movement」の目標を前倒しで達成できる目途が立ったことを受け、2026年4月に新たな中期5ヶ年計画「AIM5-II」を始動させた。
「AIM5-II」では、2031年3月末までに国内自社ブランド単独10万室、海外1万室を目標として掲げている。加えて、ホテル分野におけるプラットフォーム事業の推進、マルチ・ブランド化の実行、そして北米事業の強化と次期戦略エリアの模索を重点施策として位置づけている。

北米展開の「第一歩」 既存Coastブランドとの多面的展開も加速

今回のKimpton La Peer West Hollywood取得は、「AIM5-II」の骨子として掲げた北米での積極的な事業展開の「第一歩」として位置づけられている。
アパグループは今後、既存の「Coast」ブランドの拡大を図りつつ、IHGをはじめとした他のメジャーブランドとの協働を含む多面的な展開を「加速度的に推進する」としている。グループとして、北米における存在感を段階的に高めていく姿勢を鮮明にした格好だ。
年間4,000万〜5,000万人が訪れるロサンゼルス 日系企業・日系人コミュニティも集積
新たに取得した物件が立地するロサンゼルスは、年間4,000万人から5,000万人が訪れる世界有数の大都市だ。米国カリフォルニア州南部に位置し、音楽、映画、流行など多彩な文化を世界に発信するエンターテインメントの聖地として知られる。
また、日系企業の進出が多く、南カリフォルニアには約28.5万人の日系人人口を擁する。年間を通して温暖で湿度が低く、過ごしやすい気候も特長のひとつだ。





