公益財団法人知床自然アカデミーは、「知床ネイチャーキャンパス2026」を8月22日・23日のオンライン講座と、9月15日から18日の現地実習・ワークショップの二部構成で開催する。テーマは「豊かな海の生態系とマネジメント~世界遺産の海と生きる。保全と利用を両立させるための次の一歩~」。対象は大学生・大学院生・高校生・行政職員・環境保全や観光・水産の実務者など。専門分野は問わず、初学者・専門外の方も大歓迎としている。

オンライン講座は全国どこからでも参加可能
オンライン講座は8月22日(土)・23日(日)の2日間、Zoomで開催される。定員は70名。受講料は学生4,000円、一般7,000円。オンライン講座のみの参加も可能だ。
1日目の8月22日は、以下の講義が予定されている。
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「知床の生態系と世界自然遺産登録」渡辺綱男(一般財団法人自然環境研究センター副理事長)
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「知床沿岸の物理・海洋環境」野別貴博(公益財団法人知床財団調査研究室参事兼室長/主任研究員)
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「知床地域の社会環境」
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「海鳥類と海ワシ類の生態」中川元(公益財団法人知床自然アカデミー業務執行理事・元知床博物館館長)
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「海岸生物の生態」園田武(東京農業大学生物産業学部海洋水産学科助教)
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「海獣類と鯨類の生態」小林万里(東京農業大学生物産業学部海洋水産学科教授)
2日目の8月23日は、以下の講義が行われる。
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「知床海域の魚類相と羅臼町の漁業」野別貴博(公益財団法人知床財団調査研究室参事兼室長/主任研究員)
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「知床世界自然遺産海域管理計画」山村織生(北海道大学大学院水産科学研究院准教授)
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「斜里町の漁業とサケによる地域づくり」森高志(斜里町産業部水産林務課長)
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「羅臼町の海のエコツーリズム」坂部皆子(公益財団法人知床財団調査研究室係長)
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「サケ類の現状と生態系保全・持続的漁業の課題」卜部浩一(地方独立行政法人北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場研究主幹)
第一線の研究者・実務者による講義が全国どこからでも受講できる。

現地実習は知床地域で4日間、定員26名
現地実習・ワークショップは9月15日(火)から18日(金)の4日間、知床地域(羅臼町・斜里町ウトロ地区ほか)で実施される。定員は26名。受講料は学生43,000円、一般65,000円。宿泊費および食費(朝食3回・昼食2回・夕食3回)を含む。ただし、現地までの往復交通費は自己負担となる。また、実習中の昼食1回は現地での自由時間が設けられており、その分の食費は含まれない。
現地実習に参加できるのは、オンライン講座受講者のみ。参加者には事前レポート課題がある。
宿泊先はホテル知床(https://www.hotel-shiretoko.com/)。アクセスは、飛行機の場合は女満別空港から公共バスまたは車。バスはイーグルライナーで札幌からホテル知床まで移動可能。現地集合・解散となる。

4日間のタイムスケジュール
現地実習の日程は以下のとおりだ。
1日目(9月15日・火)8:30〜21:00
8:30集合。羅臼漁港・市場の視察、羅臼沿岸での船上観察、チームビルディングを行う。
2日目(9月16日・水)8:00〜19:30
ウトロ鮭テラスでの水揚げ見学、チャシコツでの岩礁帯生物観察、サケ遡上河川の観察、地域振興に関する実習を実施する。
3日目(9月17日・木)9:00〜21:00
ワークショップ、成果報告会、住民・講師とのディスカッションが行われる。
4日目(9月18日・金)8:30〜9:00
朝食後に閉校式。9:00解散。

現地実習の講師陣
現地実習を担当する講師は以下の5名だ。
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卜部浩一(地方独立行政法人北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場研究主幹)
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中川元(知床自然アカデミー業務執行理事・元知床博物館館長)
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野別貴博(公益財団法人知床財団調査研究室参事兼室長/主任研究員)
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福田佳弘(知床海鳥研究会代表)
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船木大資(金沢星稜大学経済学部地域システム学科講師)
「ほっくーネイチャーポジティブ基金」の支援を受けて実施
本プログラムは「ほっくーネイチャーポジティブ基金」の支援を受けて実施される。
プログラムが特に推奨する対象者として、環境・海洋・生物分野に興味がある人、フィールドワークを経験したい人、地域や漁業のリアルを知りたい人、将来、自然や地域に関わる仕事をしたい人が挙げられている。






