観光産業全体で「温泉文化」ユネスコ登録推進を 日本温泉協会多田計介会長に聞く


従事者の誇りに、担い手確保へ 訪日観光に貢献、地方を活性化

 「温泉文化」は、2025年11月に開催された文化庁の文化審議会無形文化遺産部会で、ユネスコ無形文化遺産への提案候補に選定された。登録の可否は評価機関による勧告を経て、30年12月ごろ、政府間委員会で審議・決定される見通しだ。日本温泉協会の多田計介会長(石川県・和倉温泉)に登録の意義、実現に向けた取り組みなどについて聞いた。

多田計介会長 提案候補への選定は、温泉地や温泉事業者、宿泊・観光産業の関係者にとって大きな前進だ。『温泉文化』のユネスコ無形文化遺産への登録に向けた活動は、群馬県で動きだし、19年6月の日本温泉協会の会員総会で会員提出議題として登録の推進が提案され、承認された経緯がある。

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