大阪観光局、日本のショーケース事業でACNと特別パートナー “ハンカチ王子”が応援団長に


ACNの公式キャラ「Oppu(オップ)」を手にする(右から)藤岡、斎藤、溝畑の各氏

ACNの公式キャラ「Oppu(オップ)」を手にする(右から)藤岡、斎藤、溝畑の各氏

 大阪観光局(溝畑宏理事長)は22日、総合ソリューションコンサルティング事業などを展開するACNグループ(大阪市、藤岡義久代表)と同局が展開する「日本の観光ショーケース事業」の特別パートナー契約を結んだと発表した。併せて元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が同事業の応援団長に就任することも発表した。今後同事業の拡大、情報発信等に連携して取り組む。

 大阪観光局が取り組む日本の観光ショーケース事業は、温泉、食、SUMO、忍者など各地の資源を掘り起こし、大阪を拠点に日本の観光資源などを国内外へ発信し、周遊を促す取り組み。2030年に控える大阪市での統合型リゾート施設(大阪IR)開業を視野に、全国各地の自治体と連携して取り組んでいる。

 ACNは1996年に大阪府東大阪市で創業。スタジアム広告の積極的な掲出などを通したスポーツ支援のほか、兵庫県三木市でゴルフトーナメント「ACNチャンピオンシップ」を開催。トークショーなども併催して通常のゴルフトーナメントの平均来客数7千人を大きく上回る約2万人を誘客するなど、プロスポーツ支援と合わせ、スポーツを通した地域活性化にも取り組む。

 昨年開催の大阪・関西万博では、万博開催記念ACN EXPO EKIDEN 2025への特別協賛のほか、万博会場最寄りの大阪メトロ夢洲駅への大型広告の掲出などでも注目を集めた。

 パートナー契約の締結にあたり、両者は同日、大阪市内で会見を開いた。溝畑理事長は「ACNは大阪発祥の企業であり、『日本の価値を熱くする』とのキャッチコピー、スポーツへのスポンサードなどで非常に共感するところがあった。広報戦略など、すべての面で当局も学ぶところが多い。互いに連携、協力し、日本の観光ショーケース事業を盛り上げていきたい」とあいさつ。

 藤岡代表は「大阪観光局とは志を共にするところが多い。日本のショーケース事業は素晴らしい取り組みだ。当社各拠点のさまざまなネットワークが役立てるのではないか。連携を強化して、具体的な取り組みを研究し、貢献できるようにしたい」と意欲を語った。

 会見にはサプライズで、「ハンカチ王子」として知られる斎藤氏も同席。自身が代表を務める会社が野球場を作る取り組みなどに触れ、「地方のその土地に住んでいる人の持つ、地域への愛情のエネルギー量はとても大きいと感じている。地域の方とコミュニティを作りながら、地域の歴史や文化を継承しながら手を組んでいくことが大事だ」と地方創生への自説を披露。「このプロジェクトをきっかけに、各地の魅力が広がっていけばいい」と語った。

 その後、溝畑理事長と藤岡代表の要請により、斎藤氏が同事業の応援団長に就くことが決まった。

【小林茉莉】

ACNの公式キャラ「Oppu(オップ)」を手にする(右から)藤岡、斎藤、溝畑の各氏

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