調理、製菓、栄養、観光などホスピタリティ分野の職業教育を展開する大和学園(京都市、田中幹人理事長)と鹿児島県はこのほど、「食の振興」と「食文化の交流」を通じた地域活性化に関する包括連携協定を締結した。大和学園が自治体と結ぶ連携協定としては5例目だが、京都府外自治体との広域連携は初めて。
鹿児島県は農業産出額が全国2位を誇り、黒牛、黒豚、茶、サツマイモなどの農畜産物で知られる。
協定では(1)鹿児島県産食材の消費・利用拡大(2)県産食材を活用した商品開発(3)京都と鹿児島の食文化交流(4)その他必要な取り組み―の4項目で連携を進める。具体的には、鹿児島県産食材を使ったメニュー開発や学内飲食施設での提供、学生・教職員による商品開発実習、大和学園専用ショップでの販売などを行う。
今後は、大和学園の教職員が鹿児島県内で食文化や栄養、健康増進をテーマとしたセミナーや講演を実施するほか、学生らによる商品開発や情報発信を通じて県産食材の魅力を広く発信する。教育プログラムや食文化交流イベントなども順次展開する予定だ。
同校では今回の協定を通じて学校教育の成果を地域社会へ還元するとともに、鹿児島の魅力発信や地域活性化、次世代人材の育成につなげたい考えだ。




