菖蒲みこし
石川県の加賀温泉郷で6月4日、無病息災を願う初夏の風物詩「菖蒲(しょうぶ)湯まつり」が開かれる。山代、片山津、山中の各温泉地で伝統行事が行われ、期間中は各温泉地の共同浴場や旅館の大浴場で菖蒲湯を実施し、初夏の訪れを演出する。
山代温泉では4、5日の2日間開催。4日は薬王院温泉寺で護摩法要を行った後、若者たちが菖蒲を詰めた俵を載せた「菖蒲みこし」を担いで温泉街を練り歩く。祭りの終盤には、みこしを共同浴場「古総湯」の湯船へ投げ込む勇壮な行事が繰り広げられる。5日には山代音頭輪踊り流しを実施する。

菖蒲みこし
片山津温泉では4日、守護寺である「愛染寺」で祈祷した菖蒲の葉で人の肩をたたいて福を分け合う「菖蒲たたき」を行う。温泉街中心部の砂走公園(あいあい広場)ではライブや出店も予定されている。

※菖蒲たたきの様子(提供=片山津温泉観光協会)
山中温泉では、温泉の中興の祖とされる長谷部信連を祀る「長谷部神社」で祈願祭を実施。町民や旅館関係者らが集い、温泉への感謝をささげる。

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