A220単独発注で過去最大、「160席仕様」のローンチカスタマーに
エアバスは5月7日、エアアジアがA220-300を150機発注したことを発表した。A220に対する単独の発注として過去最大。
今回の発注により、A220の総受注数が1,000機を超えた。世界市場における高い支持を裏付ける節目となる。
発表はカナダ・ミラベルにあるエアバスの施設で行われた。キャピタルAのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)兼エアアジア・グループ・アドバイザーとエアバスのラース・ワグナー民間航空機事業CEOが発表。式典にはカナダのマーク・カーニー首相およびケベック州のクリスティーヌ・フレシェット州首相も出席した。
この購入契約により、エアアジアはA220を新規導入する。
160席の新仕様、ローンチカスタマーに
エアアジアは、160席を備える新しい客室仕様のローンチカスタマーにもなる。
この新仕様は、機体両側の主翼上部に非常脱出口を1カ所ずつ増設することで、従来よりも10席多い収容能力を実現したものだ。座席数の拡大により、路線ごとの収益性向上が期待される仕様となっている。
ASEAN・中央アジア路線への投入を計画
A220はエアアジアの既存のエアバス機を補完する位置づけだ。同グループの路線ネットワーク拡大と成長を加速させる上で重要な役割を果たすとされている。
運航予定路線はASEAN諸国および中央アジア路線。より大型の機材を長距離の路線に投入することを可能にするとしている。
A220の性能
A220は同サイズの航空機の中で最も航続距離が長く、最も燃費に優れた最新の航空機とされる。100人から160人の旅客を乗せ、最大3,600海里(6,700キロメートル)を飛行できる。
2026年3月末時点で、501機のA220が世界中の25社に引き渡されている。
SAF対応と環境目標
すべてのエアバス機と同様に、A220は最大50%の持続可能な航空燃料(SAF)を使用して運航することが可能だ。エアバスは2030年までに全エアバスファミリー機でSAFを100%使用した運航の実現を目指している。





