開業した天狗山センターハウス
群馬県草津町の草津温泉スキー場に新施設「天狗山センターハウス」が完成し、4月29日にオープンした。草津町が目指す通年型山岳リゾートの拠点となる施設で、ウインター・シーズンだけでなく、グリーン・シーズンにもさまざまなアクティビティを提供、誘客の拡大につなげる。

開業した天狗山センターハウス
天狗山センターハウスを含む草津温泉スキー場は、草津町が設置し、指定管理者として第三セクターの草津観光公社が運営する。
天狗山センターハウスは、「天狗山レストハウス」を解体して新築。一部木造の鉄筋コンクリート・鉄骨造。建築面積は約1508平方メートル、延べ床面積1998平方メートル。解体費、設計費を含めて本体工事に約20億円をかけた。
近代的なデザインと環境への配慮を兼ね備えた施設。「パルスゴンドラ天狗」に直結している。1階には、インフォメーション、チケットカウンターなど各種サービスを集約。2階には地元食材を中心にしたメニューを提供するレストラン、ゲレンデを眺められるスタンディングバーなどがある。
2階には、草津白根山から草津温泉街までを再現した精密なジオラマを設置し、草津温泉の成り立ちを紹介する。火山研究者の監修で地下構造も再現している。
オープンに先立つ4月28日には、草津町、草津温泉観光協会、草津観光公社の代表者らによるテープカット、竣工式も行われた。

開業した天狗山センターハウス関係者によるテープカット
草津温泉スキー場では、2023年12月にパルスゴンドラ天狗と山頂部の展望レストラン「クリスタル天(そら)」がオープン。今回の天狗山センターハウスを含めて、通年型山岳リゾートを推進する施設がそろった。
草津温泉スキー場は、グリーン・シーズンの魅力向上にも注力している。ハイキングコースが設置されているほか、ジップライン、ベンチ式ブランコなどのアトラクションがある。愛犬と楽しむ約1800平方メートルの広さのドッグラン、標高1370メートルの地点にある展望テラスなどが人気だ。




