来場者数過去最多、約6.5万人を記録 「アウトドアとは思えぬ食のクオリティ」と絶賛の声


 東京都と Tokyo Tokyo Delicious Museum 実行委員会は5月15日から17日の3日間、東京・有明のシンボルプロムナード公園(石と光の広場/花の広場)で『Tokyo Tokyo Delicious Museum 2026』を開催した。

 開催5年目となる今年は来場者数が過去最多となる約6.5万人を記録。来場者アンケートでは満足度が97%に達し、「来年も参加したい」との回答が多数を占めた。

 「アウトドアイベントとは思えぬ食のクオリティ」「子連れ優先のスペースがあり助かった」「出店のお店のレベルが高く、屋根ありで快適」――。寄せられた声が示すように、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。「知らなかった東京の食の魅力に気づいた」との声も上がり、東京の食文化を国内外に広く印象づける3日間となった。

「TOKYO ナイトショー -MATSURI-」

江戸前寿司から麻辣湯まで、4つのゾーンで東京の食を網羅

 会場は「江戸ゾーン」「フードジャーニーゾーン」「東京デリシャスゾーン」「マーケット&食文化体験(花の広場)」の4つのゾーンで構成された。

 「江戸ゾーン」では、江戸四大料理とされる寿司、鰻、天ぷら、蕎麦など伝統的な江戸の味を楽しめる店舗が軒を連ねた。割烹 船生、天麩羅くすのき、浅草うなな、はなれ鮨 飛などが出店。職人が目の前で握る江戸前寿司やサクッと揚がった天ぷらは、連日多くの来場者の目を引いた。

 「フードジャーニーゾーン」では、日本各地の特色ある料理を食の旅をするように味わえるラインナップが並んだ。名古屋コーチン 一鳳 銀座、エスポワール・オーベルジュ、メリプリンチペッサ銀座店、天野精肉店直営 甲州天山などが名を連ねた。

 「東京デリシャスゾーン」は、東京の食の「今」を感じられる人気店が大集結したゾーンだ。スパイスの香りが食欲をそそる本格麻辣湯を提供した赤坂 四川飯店をはじめ、チベットレストラン&カフェ タシデレ、スペイン食堂 石井 with 呑み屋ぶち、Don Bravo、ARALIYA LANKA、SHIMA、精進料理 醍醐、HAL YAMASHITA 東京、Piatto Suzuki、はちじょう 島の風、My Banhmi by GlutenFree TOKYO、ミート矢澤、TokyoShavelce ネコゴオリ、パティスリー カカオエット パリ、トシ・ヨロイヅカ、Blue Entrance Kitchen、AL MINA、GOOD WOOD TERRACE、LA BETTOLA da Ochiai、GENEI.WAGAN、居酒屋 東京 -Izakaya TOKYO- など多彩な顔ぶれ。世界各国の料理が一堂に会し、なかなか食べる機会のない一皿との出合いの場ともなった。

 「マーケット&食文化体験(花の広場)」では、鮨 東京 -Sushi TOKYO-、なんだろう工作室、TOKYO SAKE & SPIRITS MARKET、日本食品サンプルアート協会、スーパートマトすくい、和風ジェラート おかじ TOKYO、おいもや農家の台所、ごちそう焼むすび おにまる、HATOKAI BAGEL、nenokoku.、新潟県 米粉スイーツ、ジビエキッチン イェーガー、石川 北市漆器店、王将果樹園などが出店。パンやおにぎりなどワンハンドグルメの買い物やワークショップを楽しむ姿が多く見られた。

「東京産」の魅力を再発見 居酒屋 東京と SAKE & SPIRITS MARKET

 都内で醸造・製造された日本酒、焼酎、ジン、ワインなど、東京ならではのお酒を提供した「居酒屋 東京 -Izakaya TOKYO-」も注目を集めた。

 東京産の野菜や、豊洲市場直送の新鮮な魚を使用したおつまみにも人気が集まり、「東京でつくられたお酒と食材のおいしさに驚いた」との声があがった。産地としての東京の食の魅力に興味を示す来場者も見られた。

 「TOKYO SAKE & SPIRITS MARKET」では、専門家が語る銘酒の希少性とストーリーにじっくりと耳を傾け、お気に入りの一本を手に取る来場者の姿も目立った。島焼酎やワインなど東京産のお酒に加え、石川県の輪島塗、山形県のさくらんぼなど日本各地の特産品の販売も行われた。

一流シェフの技を間近で体感 シェフ実演ショーも好評

 東京の食シーンを牽引する一流シェフによる「シェフ実演ショー」も好評を博した。

 イベント出店メニューを題材に、使用食材や調理工程の解説に加え、一皿に込めた想いやこだわり、ここでしか聞けない裏話なども交えたライブ感あふれる実演を展開。目の前で繰り広げられる有名シェフたちの圧巻の調理技術に、参加者は写真を撮ったり、熱心にメモをするなど、興味深く見入った。

祭りをテーマにした「TOKYOナイトショー」 会場の熱気を加速

 目玉コンテンツ「TOKYO ナイトショー -MATSURI-」は、伝統と革新の融合をテーマに展開。よさこいを中心とした多彩なパフォーマンスが組み合わさった迫力のあるショーを披露し、響く音に誘われるように多くの来場者が集まった。

 繰り広げられる様々なパフォーマンスには大きな歓声が上がった。石と光の広場、花の広場それぞれに設置されたステージでは、ジャズバンドやDJなどの生演奏に自然と手拍子が起こるなど、会場を終始盛り上げた。

子連れ家族にも配慮 座席8割以上に屋根、ベビーカー対応も

 ファミリー向けの環境整備も際立った。会場内の座席の8割以上に屋根を設置し、天候を気にせず食事を楽しめる環境を用意。お食事の際にベビーカーを横付けできる「ファミリー優先シート」のほか、授乳室、ベビーカー置き場、おむつ替えコーナーも完備した。

 キッズメニューも充実させたことで、小さなお子様連れの方もゆっくりとイベントを楽しむ姿が多く見られた。

 規格外野菜を使ったふりかけや、たまごの殻を再利用して指輪を作るワークショップ「なんだろう工作室」など、親子で一緒に食について楽しみながら学べるワークショップも好評を博した。

開会セレモニーで東京都副知事と出店シェフが登壇

 開会セレモニーでは、東京都副知事の松本明子氏が挨拶に立った。

 「世界に誇る江戸前寿司や鰻、東京のレストランが提供する世界各国の料理など、今年も様々な料理を味わっていただけます。また、島焼酎やワインなど東京産のお酒や、石川県の輪島塗、山形県のさくらんぼなど日本各地の特産品の販売も行っております。今日は、『東京観光大使』に就任されている東京を代表するシェフの皆様方をはじめ、人気店の皆様にご出店いただいております。一流の料理はもちろん、調理の実演ショーや寿司握り体験などのプログラムもございます。それでは今日から3日間、豊かで洗練された食文化が息づく『世界一の美食都市・東京』の『Tokyo Tokyo Delicious Museum』を存分にお楽しみください」と述べた。

 出店シェフを代表して、Piatto Suzuki オーナーシェフの鈴木弥平氏は次のようにコメントした。「東京という町にあこがれをもって、あっという間の40年。今、東京というところで培ってきた自分の技術や料理を東京から世界に発信したいという思いがあります。これからもこのイベントを通じて東京の食を世界に発信できればいいなと思っております。

 
 
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