広島・宮島ツアーが世界2位 トリップアドバイザーが「2026年版ベスト・オブ・ザ・ベスト アクティビティ」発表


日本から多数がアジア・世界ランクイン、体験型旅行への関心の高まり鮮明に

トリップアドバイザー株式会社は4月28日、「2026 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト アクティビティ」を発表した。日本からは「平和な広島・宮島ユネスコ1日バスツアー」が人気の体験部門で世界2位・アジア1位に輝いたほか、「伏見稲荷大社」が人気の観光スポット部門で日本1位を獲得した。世界やアジアのランキングにも日本の体験が多数ランクインし、訪日旅行や日本ならではの体験への強い人気が際立つ結果となった。

本アワードは、2025年2月1日から2026年1月31日までの1年間に世界中からトリップアドバイザーに投稿された口コミと評価の質と量をもとに、追加編集作業を経て選出されている。

対象となる部門は、「人気の体験」「人気の観光スポット」「文化・歴史」「自然・アウトドア」「テーマパーク&ウォーターパーク」「セーリング・日帰りクルーズ」「グルメ」「ウォータースポーツ」「一生に一度の体験」「ファミリー向け」「人気のシティ体験」の計11部門。

人気の体験部門

「人気の体験」部門では、「平和な広島・宮島ユネスコ1日バスツアー(広島県)」が世界2位、アジア1位、日本1位を獲得した。世界1位はポルトガルの「ポルト市内中心部の無敵ツアー」だった。

日本からランクインした体験は以下のとおりだ。

  • 世界2位・アジア1位・日本1位 平和な広島・宮島ユネスコ1日バスツアー(広島県)

  • 世界16位・アジア4位 世界遺産白川郷と金沢発体験ツアー(石川県)

  • アジア13位 京都のラーメン体験No.1(京都府)

  • アジア14位 the SUMO show(東京都)

  • アジア15位 寿司握り大阪ロールと本格和寿司教室(大阪府)

  • アジア16位 東京築地市場フードウォーキングツアー5選(東京都)

  • アジア18位 Best of Shinjuku: 居酒屋フードツアー(4ストップ、14+試食)(東京都)

  • アジア24位 空腹の大阪ストリートフードツアー : 地元民との15の試飲&3ドリンク(大阪府)

  • アジア25位 政府公認ガイド付き東京6時間プライベートツアー(東京都)

人気の観光スポット部門

「人気の観光スポット」部門の世界1位は、スコットランドの「イギリスの王室ヨット・ブリタニア号」が選ばれた。

アジアおよび日本でランクインした主な観光スポットは以下のとおりだ。

  • アジア1位 ガーデンズ バイ ザ ベイ(シンガポール)

  • アジア4位・日本1位 伏見稲荷大社(京都府)

  • アジア16位 東南植物楽園(沖縄県)

  • アジア21位 金閣寺(京都府)

グルメ・自然・ファミリー向けなど各部門

「グルメ」部門では、イタリアの「ナヴォーナ近くの 3 in 1 料理教室: フェットチーネ、ラビオリ、ティラミス」が世界1位を獲得。日本からは「京都のラーメン体験No.1(京都府)」が世界7位、「寿司握り大阪ロールと本格和寿司教室(大阪府)」が世界8位にそれぞれランクインした。

「自然・アウトドア」部門の世界1位はオーストラリアの「シドニー発ブルーマウンテンズ小グループツアー(シーニックワールド、シドニー動物園&フェリー付き)」。日本からは「京都嵐山ウォーキングツアー 竹と猿と寺と秘密(京都府)」が世界12位に入った。

「ファミリー向け」部門では、ブラジルの「ポメロデの恐竜公園、ヴィラ エンカンターダを訪れてください。」が世界1位。日本からは「サムライ忍者ミュージアムTOKYOで忍者体験(ファミリーフレンドリー)(東京都)」が世界5位に選ばれた。

「ウォータースポーツ」部門および「一生に一度の体験」部門の世界1位は、いずれもアイスランドの「Silfra : 構造プレート間のシュノーケリング – ロケ地に集合」が獲得。日本からは「沖縄 宮古島 半日 高確率で遭遇!ウミガメシュノーケリング(写真データ 備品レンタル無料)(沖縄県)」がウォータースポーツ部門で世界19位にランクインした。

「文化・歴史」部門の世界1位は「ポルト市内中心部の無敵ツアー(ポルトガル)」、「テーマパーク&ウォーターパーク」部門の世界1位は「フチュロスコープ(フランス)」、「セーリング・日帰りクルーズ」部門の世界1位は「青の洞窟とフヴァル島ツアー – スプリットとトロギルからの 5 つの島ツアー(クロアチア)」だった。

ゴールデンルートを超えた地方観光への関心

今回の結果についてトリップアドバイザー・グループの最高コミュニケーション責任者であるローレル・グレイトリックス氏は、「本アワードは、実際に予約し、現地を訪れ、その価値を評価した何百万もの旅行者の声によって形づくられた、積み重ねの上に成り立つものです。今年の受賞結果には明確な共通点があり、それぞれの目的地ならではの魅力を引き出している点にあります。単に旅程を埋めるための体験ではなく、その土地への理解をより深めるきっかけとなる体験が選ばれています」とコメントした。

同社はまた、今年は日本から多くの体験が世界やアジアのリストにランクインしており、「訪日旅行や日本ならではの体験への強い人気が伺える」としている。

さらに、同社が3月に発表した「2026年版インバウンドレポート」で示された、体験主導型旅行へのシフトやゴールデンルートを超えた地方観光への強い関心といった訪日旅行のトレンド変化が、今回のランキング結果にも反映されていると指摘した。広島・宮島ツアーや白川郷・金沢のツアーが上位に入ったことは、こうした動向を示す具体的な事例といえる。

 
 
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