表紙
気候変動や移民との摩擦、オーバーツーリズムなど、現代の都市は複合的な課題に直面している―。
「ポスト・オーバーツーリズム」などの著書を持つ龍谷大学政策学部教授の阿部氏らが、「誰一人取り残さない都市」を築く方策を示す。
第1章「<社会的排除>を可視化する」から第10章「訪問者と地域の分断を乗り越える―オーバーツーリズムから包摂的な観光へ」の10章構成。
第9章「社会的弱者と観光の関係を再構築する」では、高齢者や障がい者など、”社会的弱者”を包摂する観光の仕組みづくりに言及。ゲント(ベルギー)、クイーンズランド州(オーストラリア)、スコットランド(英国)など、各地で進む「包摂的観光地モデル」の事例を取り上げる。
第10章では日本を含めた世界のオーバーツーリズムの現状に触れるとともに、観光による利潤が地域資源に投資され、地域を再生へと導く「リジェネラティブ・ツーリズム」の必要性を指摘。その先進事例も紹介している。
288ページ。定価2970円(税込み)。
発行=学芸出版社。

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