株式会社カーニバル・ジャパン(プリンセス・クルーズのジャパンオフィス)は4月16日、函館市および北海道教育大学函館校と、クルーズ客船を活用した国際交流教育・多文化理解教育および地域連携教育の推進を目的とした連携協定を締結した。調印式は函館港に寄港中のダイヤモンド・プリンセス船内で執り行われた。
ダイヤモンド・プリンセス、函館港への入港51回目で最多記録を更新
調印式が行われた4月16日は、ダイヤモンド・プリンセスの函館港への入港回数が51回に達した日でもある。
同港に寄港する外国客船として最多記録の更新という節目の日に、三者による新たな連携が正式にスタートした。
プリンセス・クルーズは2013年より日本発着クルーズの運航を開始し、2026年で就航14年目を迎える。これまでも函館港では、入港時の地元高校生によるおもてなしや通訳ボランティア活動など、地域住民との多様な交流を積み重ねてきた。
乗船授業や船内インタビュー 具体的プログラムを展開
本連携では、北海道教育大学函館校が展開する実践的な教育カリキュラムのさらなる発展を目指す。
具体的には「クルーズ船海外交流・支援実習」や「クルーズ船地域観光支援実習」など、国際交流・多文化理解・地域課題解決を柱とする科目において、クルーズ客船という国際色豊かな環境を活用した教育・研究活動の機会を提供する。
2025年度からはすでに乗船授業が開始されており、今回の連携協定はその取り組みを正式に協定として発展させるものだ。
年間を通じた主な実施予定は以下のとおりだ。
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4~5月:函館市および株式会社カーニバル・ジャパンによる特別講義
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5~8月:ダイヤモンド・プリンセス函館港寄港時の船内見学、乗船客インタビュー
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9月:乗船実習(道南地域の情報発信、乗船客向けワークショップ等の実施)
今後は、クルーズ船を活用した乗船授業の継続的な実施に加え、地域と連携した教育プログラム内容のさらなる充実を図る。プリンセス・クルーズは、函館市からの支援を受けながら、地域および学生と連携し、三者による持続的なパートナーシップの強化を目指す。
「若年層へのクルーズ認知拡大にも」 カーニバル・ジャパン社長が談話
株式会社カーニバル・ジャパン代表取締役社長の堀川悟氏は、連携協定締結にあたり次のようにコメントした。
「プリンセス・クルーズは2013年より、外国客船として定期的な日本発着クルーズの運航を継続してまいりました。長年にわたり日本発着クルーズを運航する上で、寄港地との連携は非常に重要であると考えています。特に地域の学生との連携は、若年層に対するクルーズ認知の拡大に加え、次世代を担う学生の皆様のキャリア形成にもつながる価値のある取り組みです。国際色あふれるプリンセス・クルーズの客船を活用いただけることを大変嬉しく思うとともに、今後も本連携を通じて地域との関係強化に尽力してまいります」
プリンセス・クルーズとは
プリンセス・クルーズは、米国ドラマにちなみ「ラブ・ボート」の名でも知られる世界有数のクルーズ・ブランドだ。
カリブ海やアラスカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地のデスティネーションへ、年間数百万人の乗客を運ぶ。2025年10月には最新客船「スター・プリンセス」がデビューし、姉妹船「サン・プリンセス」は米国大手トラベル誌コンデナスト・トラベラーの「メガ客船部門第1位」に2年連続で選出された。カーニバル・コーポレーション&plc(NYSE/LSE:CCL;NYSE:CUK)傘下の企業。




