操作研修の様子
宮古島「シギラ」の導入事例
ユニマットグループの南西楽園リゾート(沖縄県宮古島市)が運営するシギラセブンマイルズリゾート(総客室数1246)は来年、創業から40年を迎える。沖縄本島から南西に約300キロ、宮古島の南岸に沿って東西およそ11キロ、約140万坪もの広大な自然に囲まれ、どの場所からも、青く澄んだ海を眺められる。

シギラセブンマイルズリゾート
専任のバトラーによるオールインクルーシブのラグジュアリーステイから、家族や友人と気ままに過ごせるカジュアルステイといった旅の目的に合わせた八つのセグメントの異なるホテルを皮切りに、30店舗以上のレストラン、マリンアクティビティ、オールディーズライブ&ダイニング、土産物店や、分譲別荘施設などが軒を連ねる「リゾートシティ」が最大の特徴。
プライベート感のあるヴィラに加えて長期滞在客向けのレジデンシャルタイプなど、リラックスして過ごせる多様な客室タイプも用意するなど、宿泊客からの支持を集める。
4月29日には長期滞在でのバカンスにも適した大人のためのラグジュアリーホテル「アラマンダ スプレンディド」(客室数100)を開業するなど、日本を代表するリゾート施設として、揺るぎない地位を築く。
その同リゾートでは、広大な施設内におけるエアコンや給水管などの設備管理の一元化を目的に、昨年末からリウシス(名古屋市)が提供するメンテナンス管理アプリ「HoteKan(ホテカン)」シリーズのネイティブアプリ「設備管理」を採用している。
このアプリは同社とホテル運営会社によって共同開発され、全国約150の旅館・ホテルで運用されている。
スマートフォンやタブレット端末で簡単に操作可能な画面デザインと設計を施し、現場の清掃スタッフをはじめ、設備管理者、フロントスタッフ、支配人、本社や、外部の修繕業者が故障事象ごとにやり取りができる。問題が解決され次第、その内容がデータベースとして整理される。
さらに写真や動画付きでの共有もできることから、スタッフ間の口頭での伝達ミスを防ぎ、修繕までの期間を短縮して、業務効率化を実現する。
「海に面する特性上、屋外分電盤や室外機の鉄管が損傷する塩害が発生するほか、客室ごとにプールやジャグジーを設けているため、給水管を含む各種配管の故障も日常茶飯事で、各ホテルや飲食店舗から本部に電話や、修繕依頼書がメールでひっきりなしに届き、生産性の向上は喫緊の課題に上がっていた。HoteKanを採用したことで、一つのインシデントに対して、インシデントチャットで本部と施設間の双方向のやり取りが可能で、全1246室の施設状況の見える化を実現。本部・各施設が状況を把握でき、設備不良による口コミ評価の低下を防ぐなど、まさに経営を左右するツールとして、なくてはならない存在」と、南西楽園リゾート運営企画統括部係長の村上恵介氏。
また、「客室だけでなく、400室もある社員寮の設備管理にも応用できる利便性に加え、導入前からの操作研修を含む各種のサポート体制が手厚く、導入後の不安もアプリ内のチャットで相談できる点も評価できる」と村上氏。

操作研修の様子
HoteKanは修繕データを蓄積している点も大きなポイントで、今後は生成AIとの連携開発も行い、予防修繕計画も自動で作成される設備管理コンシェルジュアプリとして進化を目指す計画という。
この件についての問い合わせ先はリウシス電話052(678)6543。




